こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
空気が乾燥しています。
仕舞った加湿器をまたまた取り出しました。
今年は爽やかな五月になりました。
いい季節を楽しんでくださいね。
本日バッグも、のお話です。
珍しくランチ会に呼ばれたぶどうさん。
ちょっとしたお祝いの席だったので、お店は完全予約制のレストラン。
集まるメンバーは顔なじみとはいえ、おしゃれな方々だ。
ご一緒して恥をかかせてはいけないと、一応まともな恰好をした。
この機会に日頃の感謝を込めて小さなプレゼントを買おうと思いつき、荷物入れ用の大き目のバッグを持っていくことにした。
10年とはいかないが、少なくとも7年以上前に買ったバッグだ。
レッスン用バッグとして使っていたが、出先のロッカーでかさ張るし、重かったので、使わなくなっていた。
そうこうしているうちに引っ越したり感染症の流行でレッスンがお休みになり、そのバッグは数年クローゼットに置きっぱなしになった。
久しぶりに対面したバッグは、最後に使ったときと変わらずきれいにしていた。
保管状態がよかったのだろう。
合皮のバッグだったので、ボロボロになっているかと思っていた。
荷物を入れて持つと、記憶していたほど重くない。
なんで使わなかったんだろうなと反省した。
買い物をして歩き回り、ランチ会場でバッグをソファに置いて、ぎょっとした。
持ち手が剥がれているではないか。
剥がれているのは、手のひらが当たる部分で、皮を折り曲げた部分だ。
やっぱり傷んでいたのだ。
慌てて持ち手以外の、バッグの本体部分を見ると、それはどうにもなっていない。
暑い中持ち回ってしまったのが悪かったようだった。
いやいや、バッグは本来持ち回るものなので、それくらいでダメになるもんではない。
使った回数はさほどないのに、放置しすぎて劣化したのだろう。
合皮のバッグなので、まあ仕方がない。
でも持ち手はダメだが、本体はきれいなのだ。
そのまま捨てるのは忍びない。
もうちょっと使ってから、というのでいつものバッグをやめ、今度はピアノの弾きあい会に持参した。
楽譜がきれいに入る大きさで、会場で脱いだ上着もいれられるからだ。
ところが。
弾きあい会は和気あいあいとしているので、本番やその間に談笑タイムがある。
その時、うっかりバッグを放置してしまい、持ち手の剥がれたバッグを見られてしまった。
ああ失敗。
とんだ恥をかいてしまった。
自分が悪いんだけど。
持ち手だけダメになったバッグ、修理に出すかなあ。
そんなに高いお金を出して買ったわけではないので、修理代の方が高いだろう。
○○○バッグみたいに、持ち手にスカーフでもして、隠しちゃおうか。
ずっとずっと若い頃。
履きもしない安物の靴をたくさん持っていた。
安い靴は、使ってもいないのに、時間とともに劣化していった。
そんな靴は捨てるしかない。
無駄遣いだなあと反省し、それ以来靴は使う分しか持たないことにした。
それと同じことを、この年でもやってしまった。
幸い持ち手以外はダメになっていない。
適当に修理して、使い倒して捨てよう。
そしていらない、使わないバッグはもたないようにしようと誓ったぶどうであった。