こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

連休明けいかがおすごしですか。

 

さあ今日からまた新しいスタートです。

 

フレッシュな気持ちで楽しくお過ごしくださいませ。

 

 

本日書き順のお話です。

 

 

5月最初のピアノのレッスンにいったぶどうさん。

 

大抵月の二週目以降なのだが、お師匠のご都合で今月はちょい早めとなった。

 

それはいいのだけれど、全然練習がすすんでいない。

 

秋の発表会の曲を本格的にやるべき時期なのに、まだ別の曲にかかりきりだ。

 

それが仕上がるのは、いつになるのだろう。

 

問題の発表会の曲は先月、通しで弾いて見てもらった。

 

音は間違ってはいないようだった。

 

↑まだそんな段階。

 

その時リズムの間違いの訂正と、弾きにくい和音の一部を右手でとるという結論で終わっていたので、5月のレッスンまでその通りに練習した。

 

2週間ほどの時間はあったが、とろいぶどうさんのこと、やっぱりゆっくりにしか弾けない。

 

それは仕方がないにして、5月のレッスンで弾いた後、お師匠からご指摘を受けた。

 

一つは、リズムがまだ間違っていること、次に不必要に左手が交差していることと、そして左手の和音を右手でとっていることであった。

 

リズムの間違いは速攻訂正の指導が入った。

 

しかし後の二つの問題については、つい師匠に口答えをしてしまった。

 

右手を残して左手を交差させて右手のパートを弾くことで、次の右手の音を素早く弾ける利点があること。

 

左手の和音の一部を右手でとる方が、次の左手の音をアクセントをつけて弾きやすいこと。

 

(前回お師匠と話し合った結果そうなったはずなのに???)

 

という思いがあり反論してしまった。

 

お師匠は、右左極力同じ動きをした方が、滑らかな演奏になると仰った。

 

なるほど。

 

ぶどうさんは素人なので、いかにすばやく正確に指を鍵盤に置いているかが大事だと考えてしまう。

 

それで、たびたびおかしな指の取り方でお師匠から指摘を受ける。

 

今回もそうなのだろう。

 

でもとろいぶどうさんは、素早い動きができない。

 

弾きやすい方がいいので、自分の考えを押し通すことにした。

 

数日後。

 

ある番組で、書き順の話をしていた。

 

書き順は、きれいな文字を書くために正しく書く方がいいらしい。

 

その話を聞いて、胸がチクリと傷んだ。

 

ああ、反論は正しくなかったのかな、と。

 

お師匠に口答えするもんじゃない。

 

以前お師匠は、「私物覚えはいい方です。忘れません。」とおっしゃっていた。

 

左手の和音の一部を右手でとることは、覚えていたのかもしれない。

 

それでも左手がいいということだったのだろうか。

 

うーん、直す?

 

遠い将来同じ曲を弾き直した時、自分がやった方法とお師匠の方法、どっちがいいと思うのだろう。

 

もしかしたら、右手と左手同じ動きをするような弾き方がいいと思うかもしれない。

 

・・・発表会までは時間がないし、もうこのまま突っ走るしかないか。

 

アルペジオの嵐のコンソレーションは、届かない和音と跳躍箇所が沢山ある。

 

弾きにくくてしょうがない。

 

運動神経の鈍さ故いかに楽に弾くかということに注力し妙な指使いを採用したぶどうさん。

 

書き順同様、演奏のお作法に則って修練しないとなあと、口答えを反省するぶどうであった。