こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

荒天続きです。

 

雲がものすごい速さで流れていきます。

 

そんな中、桜がチラホラ咲いているのを発見しました。

 

いいこともちゃんと用意されていました。

 

みなさまもたくさんのいいことがありますように。

 

 

本日悪い考えのお話です。

 

 

三月のピアノのレッスンが終わったぶどうさん。

 

体調不良だったり、忙しかったりで練習が思うようにできなかったせいか(いい訳)

 

なんと、ツェルニー30番の26をまたしても落としてしまった。

 

ああ、いったい何か月この曲を弾いているのだろう(遠い目)

 

いい加減これで上がりだろうと思っていたらまさかの落第。

 

レッスンの度いろんな注意を受け、一周回って、またしても!

 

「左手を普通に弾かないように」

 

とのお言葉を頂いた。

 

いったい何度目?な、苦言である。

 

2年半前にレッスンを始めたとき、ツェルニー1番を弾いた後開口一番言われた言葉である。

 

左手を意識していない、ただの伴奏で弾いているというのだ。

 

はー。

 

ぶどうさんごときの凡人が、普通以上に弾けるとは思えない。

 

普通で上等じゃないか!普通にさえなかなかならないんだからと、つい思ってしまう。(オイオイ)

 

まあでも、ごもっともで、お師匠の言葉をシュンとなって聞くしかない。

 

何か月も弾いて普通に弾けているのでさえ奇跡(恥)であり、普通になっただけでも御の字だ。

 

しかし、ツェルニーを数ヶ月にわたって弾いて落とすと、メンタルがすごくやられる。

 

ツェルニー30番を何か月もかかってやっと上がるなんて、バカとしか言いようがない。

 

普通の人は、1カ月以内にちゃんと弾けるだろう。(二回目なんで(涙))

 

そう思うと、ああ、ピアノってぶどうさんにとってなんと効率の悪い学習なのだろうとがっくりする。

 

向かないことを頑張っている、ある意味人生無駄遣いなのだ。

 

もうちょっと人生を有効に使ったらいいのに、と思う。

 

人生は無駄だらけというが、本当に無駄ばかりな自分が情けない。

 

それでも、ピアノの音とピアノのビジュアルが好きだから頑張っている。

 

グランドピアノを見るだけで幸せになれるし、未来の終の棲家にあるだけじゃもったいないからね。

 

いつか一人で楽しくグランドピアノを弾くのを夢見て無駄な努力をしているのである。

 

普通の人よりずっとずっと不器用で頭が悪いので、なにをするにも無駄に時間ばかりがかかる。

 

レッスンから帰宅し、しばらく落ち込んだ後、復習のためピアノを弾き、楽譜に書き込みしながら自分のダメさ加減にため息をついた。

 

30番が終わったら40番をする予定。

 

30番で数ヶ月かかるのだから、40番が終わるのはとうに還暦過ぎだ。

 

きちんと弾けることが大事なので、粛々と頑張るのがいいのだろうけど。

 

ただのテクニックなのに進まず、ダメさ加減を見せつけられるのは結構滅入る。

 

世界にはまだまだたくさんのエチュードや楽曲があるというのに・・・!

 

(しかも30番も40番もすでに過去に全部やったというのに・・とほほ)

 

足踏みばかりで、そんなにたくさんの曲は弾けそうにないのが切ない。

 

ピアノを弾ける体があるだけでもありがたいと思わなくては。

 

老後の愉しみに始めたピアノだけど、本当に愉しみ程度にやったほうが楽しかったのかなあと、後ろ向きなことを考えているぶどうであった。