こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
3月ですね。
寒いながらも春の気配がそこかしこにあります。
毎日見つけて、春を楽しんでくださいませ。
本日換気のお話です。
珍しく風邪を引いたぶどうさん。
熱がでて、鼻水が出て鼻づまりに鼻声をだし。
この体感は・・・
ふとした拍子に子供の頃にひいた風邪を思い出した。
うん、それそれ。
病院に連れていかれ、効くのかどうかわからない怪しげな水薬を処方され、熱が上がると赤い薬包紙の熱さまし(解熱剤)を飲まされたっけ。
そして、咳止めの金柑の砂糖漬けを煎じて飲まされた。
親とはありがたいものだ。
あの頃のように世話してくれる人はいないので、黙って寝ているだけだったが。
寝ているだけなのに、おなかが減る。
こういうところも子供の頃のままだ。
熱があってフラフラでも、おなかが空いて食欲があるのだ。
そしておいしくペロリと食べられる。
なんだかんだ言って親から丈夫な体をもらったらしい。
買い物に行けなくて食料がないと騒ぐくらいだから、そんなに心配はいらなかったのだろう。
みなさまお騒がせしました。
慢性腎炎の場合、風邪などの感染症は厳に警戒しなければならない。
だから極力感染を避けていたのに、この始末。
ぶどうさんに風邪をうつしてしまった夫はぺしゃんこに凹んでいたが、大事に至らずによかった。
夫によれば、原因は最近の電車通勤か、解禁になった飲み会に参加したことかも?らしい。
もっともらしいが、病気に関しては後から振り返って「これ」と特定できることなんてないし、もとをただせば睡眠不足で体調がすぐれなかった隙をつかれただけと思う。
小さな病を避けたければ、毎日体の状態をキープするしか策はないのかもしれない。
風邪を引いたせいもあるが、ここ最近あることで頭を悩ませていることがある。
換気だ。
終の棲家の換気方法をどうしようか、ずっと悩んでいたが今回の風邪でやはり換気は大切だと痛感した。
寒いし花粉症の時期なので窓全開生活なんてできないけれど、家の中の空気を入れ替えると気分がよくなると実感した。
今の集合住宅は24時間換気システムの機械が入っていて、第三種換気だ。
壁に穴が開いていて、そこから給気、排気は浴室の換気扇から出す。
これが、夏は湿気と暑さ、冬は乾燥と寒さのもとであり、春秋は花粉のもとである。
備え付けなので変更はできず、文句を言う先がない。
はっきり言って諸悪の根源と思い、終の棲家は第三種換気は入れたくないと思っていた。
しかし、色々と調べていくうちにこの第三種換気にもいいところがあるとわかった。
初期コストとランニングコストが安いのだ。
対比するのは第一種換気の、機械給気の機械排気かつ全熱交換型だ。
全熱交換は簡単に言えば、入りの空気の熱をならし、出の空気の熱を回収するみたいなもの。
ぶどうさんの住む温暖な地域だと(いやいや、寒いよここも!と思うけど)熱回収する機械(第一種換気)を動かすより、熱を損して(第三種換気)普通にエアコンとかで温度を上げたほうが電気代が安いとか。
そうなんだ~。
どこかに数字的マジックがあるのかな。
しかしそういう証拠をどこも提示していない。
なぜなら、家って、完全にオーダーメイドであり同じ家がないから。
できないのだ。
よって何を信じて決めればいいか、全然わからない。
それで数ヶ月以上グルグルしている。
やっぱり第一種換気全熱交換がいいかもと思い出すと、すぐさま第三種の方がいいとかいう情報が舞い込んでくる。
情報に振り回され踊らされているアホである。
人により、場所により条件により、最適解は異なってくるという住宅設備。
換気システムはとても重要なものなのに、無知の素人は乱立するメーカーとそれを採用するハウスメーカーのいうことを丸呑みするしかない。
病気をして、換気の重要性を再確認したぶどうさん。
健康に暮らせる家に必須の換気と、同様に大切な空調をまずは決めたいがわからないことだらけ。
家を建てるなら何でも自由にできるといえばその通りだが。
知識がないと沢山の選択肢から選べないし、組み合わせられない。
お金や面積など制限があれば断念せざるを得なくもなる。
家づくりはなんと難しいのだろう。
設計どころか、土地を買う前から挫折しかけているぶどうであった。