こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
晴天が続いたので洗濯を思いっきりしました!
干しただけで乾いてくれてありがたい。
今日は金曜日です。
みなさま楽しい週末をおすごしくださいませ。
本日伏兵のお話です。
週末も時間を見てはピアノの練習をしているぶどうさん。
アップライトピアノなので、集合住宅の規約内の時間でも指の練習とハノンのスケール以外は弱音ペダルをつかっている。
悲しいがピアノは騒音だからだ。
ご近所だけでなく家の中でも音が響かないよう、ウールのマットを敷いてはいるが、やはり音は響くらしい。
夫はピアノの音にまさに音を上げ、自宅にいてピアノの音がしているときは耳栓をするようになった。
夫は突発性難聴を患って以来耳が敏感になってしまい、体が疲れてすこしでも耳がおかしくなると再発を恐れて神経質になる。
普通の耳栓ではだめなので、雑音を消すタイプのものを購入してみたら、これが案外いいらしい。
よしよし、これで家の中のピアノの音対策はばっちりだと安堵していた。
ところが。
仕事の忙しさと睡眠不足が続いた先週末、いつものようにピアノを弾いた後ちょっとしたきっかけでけんかをしてしまった。
夫は、「週末は君のイベントに振り回されるし、疲れているのにピアノの練習のせいでお休みの日は家で昼寝さえできない」という。
え?責任転嫁?
昼寝したけりゃ言えばいいのに。
イベントで振り回したのは悪かったけど。
そんなわけで、夫が在宅のときのピアノを考えざるを得なくなった。
今の問題ではあるが、将来の終の棲家にたいしても暗雲が漂ってきた。
終の棲家では、防音室を作る予定はない。予算がないから。
ぶどうさんとしてはリビングにグランドピアノを置き、お昼間だけ弾くという計画だった。
朝や夕方以降はアップライトピアノの弱音ペダルで弾けばいいというので2台持ち。
アップライトを手放さない理由は、電子ピアノを買うよりリーズナブルだから。
電子ピアノだと10年もたない。
30年間、10年ごとに3回買うと、20万円の予算で60万円。
さらに処分費も3回かかる。
アップライトピアノの調律が1万5千円として30年で45万円。
最後は譲るか、二束三文とはいえ売ることができる。処分費はいらない。
トータル安くて地球にやさしい(笑)
電子ピアノがどんどん本物のピアノに近くなったといっても、本物は本物だ。
人によっては電子ピアノを選択するかもしれないけれど、ぶどうさんの場合去年アップライトピアノを買い替えたばかりなので、この計算だ。
修理を視野に入れる必要のあるピアノなら、もしかして電子ピアノになるかもしれない。
話を戻そう。
今の状態でアップライトピアノの弱音でさえダメだとわかった夫は、とうとうピアノは独立部屋行きのみならず、防音室を作ると言い出した。
そうなると終の棲家の小さな平屋は、ピアノ部屋と寝室しかない家になってしまう。
しかもピアノは独立防音室。
防音室を作るだけでもお金がかかるのに、そこに換気や冷暖房システムをどう組み込むつもりなんだろう。
全館空調など途方もなくお金がかかるうえ維持費も高い。
そんなコスト掛けたくない。
そこで、妙案を思いついた。
ピアノの防音室を作るより、小さな防音昼寝部屋を作ったほうが安くつく。
もっといえば、個室をそれぞれ作って夫の部屋だけ防音室にすればいいのだ。
そう提案したものの。
老後リタイアして一日家にいることを想像したか、家じゅうにピアノの音が響き渡るから防音室の一点張り。
予算は限られているんだよう!
おまけに空調関係が複雑になりすぎる。
なんちゃって防音室なら安くて済むのになあ。
正真正銘の防音室なんていくらかかるんだろう・・・そのお金でいいピアノが欲しいい。
グランドピアノは買っていいといいつつ、ピアノの音反対派という身近な伏兵の登場に、頭を痛めるぶどうであった。