こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
週末は春の風が吹いていましたね。
光も春めき、季節は巡ると感心しました。
本日楽器店へのお話です。
月一の習い事のため電車に乗ってお出かけしたぶどうさん。
寒い日に関わらず駅前は大いに賑わっていた。
いくつか用事を済ませたが、バスの時間まで余裕があった。
いや、余裕というより、とある野望のためその時間を見越して出かけたのだ。
野望とは。
駅前の楽器店に行くことだ。
ぶどうさんの住む町には楽器を飾ったお店はないから、大きな町に行く時のお楽しみだ。
そこは駅前からちょっと離れた場所にあり、かつ田舎町の駅前なので都会の楽器店ほどの規模はない。
以前アップライトピアノを買う時に、見に行ったことがある。
そのとき、下のフロアにはアップライト、上のフロアにはグランドピアノを展示していると聞いた。
当時はアップライトピアノにしか用事がなかったし、グランドピアノを見るほどの腕前がないため遠慮した。
すぐに買う予定がなかったのもある。
「どうやらこのお店には、何台かグランドピアノがあるらしい。」
そう思い込んでお店を後にした。
アップライトピアノでは夜に練習できないので、電子ピアノを買うか悩んだ時もこのお店に来た。
どっちの場合も買わなかったけれど、お店の雰囲気はいいし押し売り感がないので印象がよかった。
そんなわけで、上のフロアにあるグランドピアノの音を聞かせてもらおう!と伺ったのだ。
お店について、しかしすぐにはグランドピアノのことは切り出さずフロアの展示品を熱心に眺めた。
もう一つ見てみたいものがあったからだ。
それが弦楽器。
新春から始まったドラマで、バイオリンとチェロが取り上げられていた。
ずっと前からバイオリンを弾いてみたかったのだが、今更感があり、かつピアノの練習をしていてはバイオリンの練習なんかできないだろう。
よって非現実的なのだけれど、バイオリンとチェロが飾ってあったら見てみたかったのだ。
バイオリンは幼少期から始めないと、というイメージがあるけれど、チェロはとあるテレビ番組で全くの初心者がやっていたのを見たことがある。
なんとか弾けるようになるものなのだなあと感心した。
それで、もしかしてチェロなら素人でも形になるんだろうかと思ってしまった。
あ、上手になるとかそんな期待はない。
ギターさえ弾けず、弦楽器は全く未経験だから。
期待して見に行ったものの、あるのはバイオリンだけで、チェロはどこにもなかった。
しかも触れそうにもない。
あっさり諦め、グランドピアノを見せてもらうことにした。
上のフロアに数台はあるに違いないと目をキラキラさせ案内を待ったら。
なぜか下のフロアの奥に案内された。
背が低いので気が付かなかったが、アップライトピアノの後ろにデーンと1台大物が据え付けられていた。
ヤマハのC3Xだった。
あるのはそれだけらしい。
それ以上もそれ以下のサイズもない。
音楽を専門にする人が買う、一番メジャーなタイプ・・・・だった。
もし購入するとしたら、C3の全長186cmは家に置く最大の大きさになるだろう。
ただ、それでも小さな家には大きすぎる代物だ。
それに、メーカーはヤマハでは考えていなかった。
折角来たし、自分で弾いた音と、聞く音は違うので店員さんに弾いてもらうことにした。
すると。
音がいい。
普通のピアノの音だ。
馴染みある感じ。
たぶんずっとヤマハの音を聞いてきたからだろう。
しっくりする。
天上が高めの店内で、大きめサイズのピアノだからかもしれないけれど、すごくいい感じだ。
全くノーマークのC3Xがこんなに素敵だとは思わなかった。
Youtube番組で各メーカーグランドピアノ聞き比べというのがある。
素人のくせ生意気だが、C3Xに関してはあまりいい音に感じていなかった。
実際生で聞くといい音だった。
見ると聞くでは大違いというけれど、楽器は録音では拾いきれない音があるのだろう。
直接耳で聞かないと良しあし、好みはわからないようだ。
一生一度のお買い物のグランドピアノは、放浪の旅に出て選定しないといけないかも。
引きこもりとしては、なんだか面倒くさい。
ああ、都会に住んどけばいろんなメーカーを見に行けるのに。
いやいや、お高いお買い物だしそこは慎重にしないとか?
家も大事だが、ピアノも大事だ。
感染症が落ち着いてきたのだし、ここは、時間を作ってピアノ探しの旅にでようかと考え始めたぶどうであった。
その前に家を建てる土地探さないと(笑)