こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
もうすぐ大寒です。
寒い!
温かくしてお過ごしください。
本日全音ピアノ曲集のお話です。
季節外れのハイビスカスが咲き始めた。
寒い冬なのにつぼみがいくつもつき、頑張って咲く準備をしている。
花はすごい。
ハイビスカスは初めて迎える植物で、小さな鉢植えで秋にもらった。
シクラメンやその他の植物で失敗が多いので、初めての植物の時は育て方を調べて慎重に管理する。
もらったときには花は一つも咲いておらず、つぼみだけだったが、しばらくして次々に花を咲かせてくれた。
同時に最大4輪咲いたことはあるが、小さな鉢なので大抵は一輪ずつ咲く。
ハイビスカスは戦略花で、咲いて1~2日でポロッと花が落ちる。
だからタイミングが合っていないと複数咲くことはない。
もらったハイビスカスの花色は、真っ赤である。
ハイビスカスのイメージそのままで、まあ本当に普通なのだがきれいだ。
赤いハイビスカスが一輪だけ、まさに凛と咲いていると、なぜかいつも荒野のバラという言葉を思い出してしまう。
バラとハイビスカスは全然違うのに、なぜかバラ。
秋以降しばらくは花芽がなかったが、先日冬になってから初めて花が咲いたとき、やっぱりこの言葉を思い出した。
荒野のバラが赤いバラなのか、何の品種かわからないけれど、しつこく思い出す。
理由を考えたところ、荒野のバラという曲が全音ピアノ曲集(初級)に入っていたことを思い出した。
どんな曲だったのか思い出せなかったので、Youtube番組で検索したところ、たくさん見つけることができた。
聞いてみて、こんな曲だったっけ?そしてこんなに長かったっけ?と思ったが、そういう曲なんだろう。
作曲者はランゲで、花の歌などもあるし、植物好きだったのだろうか。
子供の発表会で人気の曲らしい。
そういうぶどうさんは、大人になってから弾いた。
またピアノを弾きたいと思い、クラビノーバを買って自己流で弾いていた頃だ。
子供の頃やめたのがツェルニー100番とソナチネの途中だったので、当時はほとんどピアノは弾けない状態だった。
楽曲的なものをほとんど知らなかったので、全音ピアノ曲集を買い求め簡単そうな曲をいろいろと弾いたのである。
しばらくしてからレッスンに通うようになったが、その時は荒野のバラはやらなかった。
だから本来の荒野のバラは知らなかったのだろう。
聞いてみたら、なんだか軽やかなきれいな曲だった。
子供がこの曲を発表会で弾いたら、かわいらしいのかもなあ。
全音ピアノ曲集は初級中級上級と3冊買ったものの。
通常のレッスンで使いはしたが、発表会で弾いた曲は飛翔のみだ。
弾いていない曲もたくさんある。特に上級。
考えてみれば、弾いて素敵な曲を集めたのがこの全集なんだろう。
とすれば次の発表会ではこの全集から選べば間違いないのかもしれない。
購入から20年超、やっと気がついた。
上級の曲は難しいもののばかりだし、中級となると学生が弾くだろうし、初級は小学生が弾くもしくは全然初級じゃないものが入り込んでいる。
なんだか、ピッタリのものがない。
発表会まではあと8ヶ月はあるし(進んで出たくはないが)、今からあれこれ見てみよう。
こうやってボチボチ弾いて全集の大半を経験したころには、おばあちゃんになっているんだろうか。
ボロボロになっても、何年たっても楽譜は使える。
息長く楽しめる書物でもある。
そしていろんな曲がすし詰めになったこの曲集は、まさにお買い得品。
けちんぼのぶどうさんぴったり(笑)
楽譜とはコストパフォーマンスがいいものだ。
そうは言っても、いろいろと買い込むのはほどほどにしておかねばと自戒するぶどうであった。