こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

今日は金曜日ですね。

 

師走の週末はあと3回。

 

前倒しで用事を済ませて、気持ちを楽にしましょう。

 

 

本日竿の高さのお話です。

 

 

終の棲家を探しているぶどうさん。

 

希望は、平屋の戸建てだ。

 

昨今土地も建築費も値上がりしているので、豪邸どころか普通サイズも難しくなってきている。

 

土地建物ともコンパクトなおうちの方が世間的に合理的になってきたのは皮肉なことだ。

 

これから年老いる二人暮らしにはちょうどいいので、見栄を張ることなく建てられてむしろラッキー?

 

年をとっても二人暮らしできる家をコンセプトにしているので、外に洗濯物干し場は作らないことにした。

 

部屋干し、もしくは乾燥機を導入する予定だ。

 

家の中に場所が必要になること、乾燥機の購入、買い替え、ランニングコストがかかるものの、物干し場の設置費や防犯対策、家事負担減を考えるとそれがいいと思っている。

 

現在は集合住宅住まいなので、晴れた日は外干ししている。

 

集合住宅は同じ平面で移動できるし、ベランダは近いし、地面からの湿度がないので洗濯物がよく乾く。

 

集合住宅の良さはそこにある。

 

長いことこういった住宅に住んでいたせいか、それとも昭和な世代のせいか、洗濯物は外干しで竿は目一杯高くして干す!のが当たり前だと思ってきた。(北国時代のぞく)

 

しかし最近はそれはスタンダードではないらしい。

 

散歩中いろんな住宅のベランダが目に飛び込んでくるのだが、洗濯物がはためいているのをあまり見ない。

 

古い集合住宅などは高めに干しているところもあるが、ほとんどが洗濯物が見えないような干し方をしている。

 

竿の位置がとても低いようだ。

 

建物の造りなのか、意識的にそうしているのかは不明だ。

 

そう気づいて改めて自分の住む集合住宅を眺めたら、ほとんどの家が竿を低い位置に設定していた。

 

ぶどうさんちは時代遅れだったのだ!

 

考えてみれば見栄えが悪いだけではなく、洗濯物の内容で家族構成や、活動時間帯、留守などが分かってしまう。

 

お日様のおかげでタダで乾くのはありがたいが、干す手間をかけて、他者に情報を与えて、何やってんだってことだ。

 

それからは竿を低くしたのだが、夫がそれを良しとしなかったので、再び竿の位置を高くした。

 

良しとしなかった理由は、パラソルハンガーを使えないからだ。

 

我が家の場合ベランダの手すりに金物が付いており、竿を下げるとパラソルハンガーが当たってしまう。

 

洗濯物が多い時などは干す場所がなくなってしまうので、パラソルハンガーは地味にありがたい存在だ。

 

それから数ヶ月経った、晩秋のある日。

 

洗濯物を片付けている時、パラソルハンガーがくたびれてきていることに気が付いた。

 

すぐにはダメになる感じではない。

 

まだしばらく使えるけれど。

 

ダメになったら。買い替える?それとも廃止する?

 

それを試す日々は、すぐにやってきた。

 

ぶどうさんの住む地域は冬に強い風が吹く。

 

風が吹いてもあまり影響はないが、洗濯物を干すのに困る日が稀にある。

 

そんなときは竿を下げざるを得ないため、パラソルハンガーが使えない。

 

パラソルハンガーを使わないでありったけのハンガーを集めて干す。

 

すると。

 

意外や不便がない。

 

なんとかハンガーを並べることができるし、竿を下げても洗濯物はちゃんと乾くし、洗濯グッズの片付けの手間が一つ減った。

 

なんだ、なくてもいいんだ。

 

今まで何だったんだろう。

 

パラソルハンガーの買い替えは無しにして、干す用のハンガーを買い足そう。

 

なにより、竿を下げて干せるようになれたのがうれしい。

 

世間様に洗濯物をお見せせずに済むし、防犯対策にもなるだろう。

 

いつまでも同じやり方で見直さない、昭和な主婦だったぶどうさん。

 

50台終わりつつある今日この頃、一つ令和のお仲間入りをしてのではないかと安堵したのであった。