最後は衣類関係、まあ洗濯のことなど。
なんとかここまでこぎつけた。よしよし。
洗濯は、夜にまとめて行う。
お風呂の残り湯を利用するためと、朝までバスタブにお湯を残さないためだ。
以前は残り湯がなくなったら洗濯はストップとしていたが、実際はそうもいかず、朝からさらのお水で洗濯の追加をする場合もある。
うちは干し場が狭いのと、北国特有の洗濯物が乾かないという悩みがある。
そのため洗濯物はこまめに洗い、できるときにできるだけする、というのを私の流儀に加えることにした。
夜は時間が限られるため、細かく分け洗いをすることはない。
さすがに靴下やワイシャツは別だが、色物は、よほど怪しいもの以外はネットに入れて洗濯をする。
洗濯自体は洗濯機の仕事なので、ここでは省く。
洗濯終了後、すぐにかごにだす。(うちでは大き目の洗い桶を使用しており、それは干し専用)
かごは2つ。人数によっては3つでもいい。
干す場所は、洗面所。外でいきなり干さず、ここでハンガー類にかけることにしている。
かごの一つにはパラソルハンガーに干すタオル類を、もうひとつには服用ハンガーに干すものを、洗濯槽からだしながら分けていれていく。
細かく言えば、かごの中に入れるときになるべく同じ分類(下着、カットソー、シャツ)、もしくは持ち主別にかごの中に寄せながらおいていく。
まずパラソルハンガーにタオル類を干し、一つのかごを空にする。
タオルは色別、へたれ別など、自分の基準を決めて干していくと後が楽。
次に残ったかごの洗濯物をハンガーにかける。これを空になった最初のかごに入れていく。
同じ分類若しくは持ち主別に次々ハンガーにかけ、もう一つのかご(3つの場合は別の空のかご)に洗濯物を重ねていくという具合に。
靴下の場合は、面倒だがいったんかごに取り出してペアを確認し、乾いたときにペアとわかるように干す。
全部終えたところで、これをもの別、人別など自分の基準で順に竿に干す。
こうすると、取り込んでたたむのが少しは楽になる。
ただし、うちの場合ベランダの広さと乾きに問題があるので、順に干さず、一番乾きにくいものを優先的に窓開口部に配置する。
ここまで、夜の仕事。
翌日、午前中の生乾きのところで、私は夫のシャツやハンカチにアイロンをかけ、再び竿に戻す。
洗濯物は北国の場合一発で乾かないので早い時間に取り入れ、室内で除湿機を2時間ほどかける。
普通のところはこの作業はあんまり必要なさそうなので、カット。
洗濯物が乾いたら順に取り込み、全部をいっぺんに外さず室内の干し場にハンガーをかけ、立ったまま洗濯物を畳んでいく。
大体が人別もの別になっているので、分類の手間はあまり要らない。
あとは、箪笥やタオル置き場にそれぞれ持っていって終了。
洗濯物が干しっぱなし、だしっぱなしには極力しないように心がける。
出しっぱなしにしていいのは、その日着るものだけにする。
これを心がけると、たとえ少々家の中が散らかっていても悲しいくらいに散らかっている状態にはならない。
人の視界における洗濯物(たとえ洗濯済みでも)の存在感は大きく、これがある場合とない場合の散らかり度の印象は相当違う。
洗濯物さえきれいに片付ければ、部屋の状態はかなり改善されるといえる。
洗濯ものを畳むのが嫌とか、しまうのが面倒という問題がある人は、実はもうちょっとのがんばりでミッション終了であることに気がついて欲しい。
そう、まさに片付く手前まで来ているのだ。あと一踏ん張り!
上記に紹介した方法は、あくまで私がやっていることに過ぎず、この方法に縛られることはない。
真似してもいいし、面倒なら勿論やらなくてもいい。
もっとよい方法を思いついたら、ぜひ自分のやり方だと鼻高々で実行、改善していって欲しい。
何度も繰り返すようだが、実際に手を動かすこと、癖をつけること。
ルーチンをストレスなくさらっとやることで、やれない自分ではなくやれる自分を実感しよう。
ルーチンの家事はもっとやれるならやればいいのだし、できないならできるだけのことをすればいいのだ。
家事は目的でも目標でもない。
快適な住まいや暮らしを作り出すための土台の部分であるのは確かだが、人生でもっとも大切なことに心と時間を使うためのサポートであると心得よう。
そして家事を気楽に、しかししっかりとやっていこう。
これで私の手抜き家事(ルーチン編)は全部終了。
こういったセコイけど王道といえる手抜きでメッシーの烙印を押されるピンチを切り抜けるぶどう。
人生前向きでまこと結構。
上手に手を抜き、いい時間をすごしましょうね。