こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

12月初めなのに、今朝は1度まで冷えました。

 

はやくも真冬です・・。

 

暖冬の予報はでていましたが、しっかり冬の準備をしましょう。

 

本日捨て惜しむのお話です。

 

 

ザ・昭和の女なぶどうさん。

 

平成が終わり令和が始まったというのに、頭の中は古くさいままだ。

 

こうも頭の中が刷新されない理由の一つは、子供がいないからだろう。

 

若い人の話題や知恵などが家庭に吹きこまれないため、なんだか年だけ取っている。

 

若い人のエネルギーって、いいものだなあと今更ながら感じている。

 

頭がついていかないながらも「なんじゃこりゃ?」と不思議に思っていた商習慣に、今年にしてやっと参加した。

 

みなさまご存じの、ぶらっくふらいでー。

 

2年ほど前から、近くのお店で黒い装丁の商品にその名が書いてあるのは気が付いていた。

 

お安いので卵だとか非常食のカップ麺は買ったことがあった。

 

その程度。

 

昭和な女だからさほど興味がなかったのだ。

 

ところが今年、なにやら夫のほうがぶらっくふらいでーに興味津々、心待ちにしていた。

 

そこで11月に入り、一つ二つお買い物をし、気づいたらぶらっくふらいでーとやらに乗っかっていた。

 

かねてから買おうとおもっていたものだったので、よい機会になったともいえる。

 

折角の一ミリ生活中だったのに、段ボールが積みあげられた(笑)

 

買ったのは日用品ばかり。

 

その一つに、コーヒーミルがある。

 

手動のコーヒーミルを使い続けていたのだが、だいぶくたびれてきたので買い替えたかったのだ。

 

次は電動にしようと考えていたが、高額で思いの外大きく重い。

 

据え置きできる場所がないので、今の家では邪魔だ。

 

電動なのでいずれ壊れるという懸念もあった。

 

たまたま地元のコーヒー屋さんで探していた機種を見つけ、思い切って使い心地や疑問を聞いてみた。

 

すると、家庭で使う頻度だとそんなに壊れるものじゃないこと、ただ家庭用にしては高額なのでお客さんには違うメーカーのものもおすすめしてますときいた。

 

じゃあいつか、と思っていた。

 

しかし今じゃない。

 

置けないからだ。

 

結局今買い替えるなら手動のものを、という結論になった。

 

しかし手動であれば思ったようなものがみつからない。

 

理想としては、豆を入れるホッパーと粉受けが大きいものがいい。

 

これがなかなかない。

 

使っているコーヒーミルは、ホッパーも粉受けも大きめで、匙4杯分を一度に挽ける。

 

30年ほど前に頂いたもので、今どきこんな大きめのコーヒーミルは見ない。

 

同じものを買い替えればいいのだろうが、どのメーカーのものかわからない。

 

かろうじて名前は憶えていたが、メーカーまでチェックしなかったのだ。

 

頂いて数年後、同じものが大型スーパーの棚に並んでいるのを見たがそれ以降店先で見たことがなかった。

 

もう売っていないだろう。

 

調べるのも選ぶのもエネルギーがいるため買い替えはあきらめていたら、このぶらっくふらいでーに入れこんでいる夫が、やたらミルを買い替えようという。

 

気乗りはしなかったが、Youtubeでコーヒーチャンネルをみたところよさげな商品を発見した。

 

カリタの商品で、ホッパーは小さいものの粉受けが匙4杯分は余裕で受けられるものだ。

 

豆は継ぎ足して入れればいいから、これでいいか。

 

今までのように30年・・もつかどうかはわからないが、長持ちしそうだったので真似て同じミルを購入した。

 

実物を見ず購入したので不安はあったが、手元に届いたら、ハンドルは邪魔だが本体は小さくて場所をとらなかった。

 

使い心地は悪くない。

 

ただ、やっぱり豆のつぎ足しが難しく面倒くさかった。

 

ちょっとだけ、なぜに同じものを探して買い替えなかったのかと後悔した。

 

初挽きのあと、古いコーヒーミルの場所の隣に置くことにしたが。

 

古いコーヒーミルも、そんなに悪くないように思えてきた。

 

なぜに買い替えることになったんだっけ?

 

捨てるのがもったいなくなってきた。

 

・・・・。

 

この期に及んで何を言う。

 

二つもいらないのに、捨て惜しんでどうするよ。

 

こういうところがぶどうさん。

 

ケチなのだ。

 

やっぱり、捨てないとだな。

 

思い直したあと、理解不能の行動をおこして、さらに驚いた。

 

記憶に残っていた、古いコーヒーミルの名前をネット検索してみたのだ。

 

こういうところも、ぶどうさん(笑)

 

なんと、存在しているではないか。

 

しかもハリオの製品であった。

 

無名の会社の適当な商品だと思いこんでいた。

 

お値段も当時のまま・・・。どいういうことよ。

 

同じものがあるという事実に、失敗した!と落胆するやら捨ててもいいんだと安堵するやら複雑な心境に陥った。

 

少なくとも30年使ったミルを捨て惜しむ理由はなく、感謝してサヨナラしてもいいんだと納得したぶどうであった。