こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
今朝も冷え込みました。
空気が乾燥していますね。
マスクを上手に活用して冷えと乾燥に備えてくださいね。
本日考えどころのお話です。
終の棲家を建てようと決めたぶどうさんち。
決めてからすでに2年は経過したような・・・?
敗因は、本腰を入れるのが遅すぎたことだ。
結局は本気度が低すぎたのだ。
土地がみつからないといいつつ、探し始めたのはこの夏から。
よさげだと思うところは、建築条件付きだったり、すでに売約済みだったり、持ち主が売る気がなかったり。
いまいちだなと思うところはずっと残っている。
つまり、いいところはさっさと売れ、分の悪いところだけあるという状態。
だれにとっても、いいところはいい、いまいちのところはいまいちなのだと思い知らされた。
こう書くと、いまいちの土地は売れないから売り手は不利だと思われようが。
不動産の売買の仕組みが少しわかったところで、買い手が圧倒的に不利だということも分かった。
不動産の売買では、売り買い両方とも担当することが理想とされ不動産業者はそれを目指すらしいが、そうでない場合売り手&不動産業者、買い手&不動産業者がかかわる。
どちらのケースでも、不動産業者は売り手の土地がより高く売れるほうが都合がよい。
なぜなら、手数料が多く入るから。
買い手側についている不動産業者さえ、売り手側応援隊である。
土地が割高で掴まされそうでも、適正価格で交渉する不動産業者はいないだろう。
報酬はあくまで取引額に依存するので、高ければ高いほどいい。
わざわざ買う側のお客さんのために価格を割り引いてくださいという人はいないだろう。
自分の取り分も減るから。
よって買い手は置き去りにされる。
土地を買おうとするまでその仕組みに気が付かなかった。
また、相場というものも要注意なものだとわかった。
人気の土地だと、相場というものが独り歩きする。
不動産業者が、ここら辺は相場はいくらですよというのだが、それはある意味正解で、ある意味虚像というか既成事実として作られたものであるらしい。
大体の目安の適正価格を知る方法があるが、その値さえ意味はないのだという。
売主が売りたい値段がその土地の価格であり、既成事実が積み上げられる。
買い手には何の権利も交渉の余地もない。(ある程度の交渉はできるらしいけれど)
総じて、土地は安くは手に入らない、適正価格で手に入ることもない、人気の土地は高掴みさせられるしかないという結論に至った。
50年以上のほほんと暮らしてきて、家を買おうという段階になってやっと世の中の仕組みの一部を理解できたともいえる。
ちょっとは賢くなった?のかもしれない。
夫の現役引退まで、10年きっている。
現役引退は、たぶん65歳だ。
その間遠距離通勤してまで今の土地に住むべきか悩んでいるし、片田舎のわりに高騰している土地をわざわざ買う意味も分からなくなってきた。
エリアを変えるべきかも?
買う前ならいくらでも考え直せる。
ちょっと立ち止まってみようと考え始めたぶどうであった。
ここでは買う側のボヤキですが。
売りにくい物件の売主側もご苦労がある模様。
結局不動産の素人が割を食うようになっているのでしょうかねえ。