こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

やるやる詐欺をやめるべく朝からタンスの小引き出しを2つ片づけました。

 

寒くなる前に気になっていることを片付けよう!

 

みなさまもこの週末、小片付けいかがですか。

 

 

本日中古の家のお話です。

 

 

終の棲家のための土地探しをしているぶどうさん。

 

空き地だけでなく、古い空き家も含めて探している。

 

古い空き家があっても更地渡しですというところもあるが、大抵は空き家付き現況渡しだ。

 

そうなると、空き家にそのまま住むか、解体するかしかない。

 

そのまま住むならリフォームが必要だ。

 

解体するなら解体費と処分代。

 

どちらも高額だ。

 

リフォームすれば住めるような物件でも、大抵大幅にやらないといけない。

 

リフォームというより、リノベーション。

 

床や壁天井の断熱や耐震補強工事まで必要なら、もういっそ壊したほうがいい。

 

一番困るのが、中途半端にリフォームした中古の家だ。

 

お値段がその分高く、正直そのままでは住めないのでさらに工事が必要な家。

 

10年ほどで手放すなら、その手の中古の家に手を入れるという選択がないではない。

 

でも30年は住むのなら、不安がある。

 

中古の年数プラス30年となるからだ。

 

壊して新築の方が快適で、満足度は上がるだろう。

 

それでも、壊すのにはもったいない、古くて趣のある中古の家はある。

 

本当に壊していいのか、もったいないのではないか、などけちんぼ魂が頭をもたげる。

 

こういうところは、手を出せない。

 

十分年数を経てるし、建物として時代にマッチしていないから壊してもいいよね、ってところでないと、なんだか申し訳ない気持ちになる。

 

でも、なぜ古くても趣がある家がある一方で、壊しても仕方ない気持ちになる家があるんだろう。

 

どちらも家としての、現代の評価基準からの性能は低い。

 

もったいない気にさせるものって、なんだろう。

 

それは意匠だったり、手入れだったり、前に住んだ人の思いなのだろうか。

 

ぶどうさんは、30年住める、新築の家を建てたいと考えている。

 

30年後、家を手放すとなったとき、一体その家はどうなっているのだろう。

 

誰かが欲しい家になっているだろうか。

 

それとも、壊して建て直したい家になっているだろうか。

 

前者は建物込み、後者は土地のみの価値で売られるわけである。

 

手に入れようとしている土地と家は、30年ほど経つと今探している中古の家と同じ目で見られることになるだろう。

 

それを思う時、きちんと手入れして必要なリフォームはするけれど、過剰にやるのはやめようと思うようになった。

 

生きている間快適に豊かに楽しく暮らせる家。

 

目指すところはこれだ。

 

次にバトンタッチできればうれしいけど、拘り過ぎず、次の人に選択を任せよう。

 

自分がそうするように。

 

諸外国に比べ住宅の寿命が極端に短い日本の家。

 

これからはどうなっていくのだろうか。

 

お役所や不動産、建設業界の意識が変わらない限りは、経済対策として同じことが続いていくのだろう。

 

上記の関係だけが悪いわけではない。

 

住まう側の問題もある。

 

家を得てから、手入れをどれくらいやっているのか人によって違う。

 

中古の家の活用はいいことだが、それは家を持つということに対する住み手の意識の改革されていないと成り立たない。

 

結局は、みんなが変わらないと、ってことか。

 

終の棲家を作るなら、長もちする家を作ろう。

 

手入れをして、次の世代も使えるような家にしよう。

 

土地を探しながら、そんなことを考えているぶどうであった。