こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
ごみ出しをしたらカラスと目が合いました。
ごみ出し場を覚えているのですね。
野生の動物がごみを漁らなくてもやっていけるようになるといいですね。
本日意外なリスクのお話です。
春にアップライトピアノを買い替えたぶどうさん。
秋になり、半年たったので調律をすることにした。
新しいピアノは、時間のたったピアノに比べて狂いが出やすいらしい。
梅雨を越え、暑い夏が来て、気温が下がって乾燥する秋が来て。
日本の四季は素晴らしいが、ピアノにとっては過酷な環境だ。
納品、一カ月後、半年後と3回の調律をしたが、今回も調律に時間がかかった。
すごく狂っていたわけではないらしいが、念入りにしていただいた。
調律をした後ピアノの練習をしたところ、とても弾きやすくなっていた。
やっぱり調律って大事だと感じる瞬間だ。
古いアップライトピアノでもそう感じていたので、怠けずきちんきちんと調律をお願いしようと思う。
ところで驚いたのが、蓋をとり中を開けた時の散らかりっぷりだ。
緑色のフェルトが鍵盤の木の上にかなり散らばっていた。
それをブーンと掃除機で吸い取ってもらった。
次回は鍵盤を上げて掃除をするらしい。
新しいピアノだと、フェルトの毛羽がでるのだろうか。
それともちゃんと練習した証?(笑)
しばらくしたら出なくなるものだろうか。
子供の頃に買ってもらったピアノは、学校に行っている間に調律してもらっていたので、その辺の記憶が全くない。
懸念していたマフラーフェルトは穴があいていなかったのでホッとした。
指の練習とハノンのスケールまではそのまま、後は全部弱音ペダルを使うのでマフラーフェルトがどれくらいもつか気がかりなのだ。
調律の準備をしているところを見たら、まずマフラーのバーを取り外していたので、消耗しても簡単に交換できそうだとわかった。
調律の後お茶をのみながら、調律師さんにこの頃疑問に思っていることを尋ねてみた。
目の前のピアノのことではない。
終の棲家にグランドピアノを買う時のことだ。
土地さえ見つからず、家を建てる目処さえないのに、ずいぶんと気が早いものである。
まわりくどく説明するのは面倒なので、単刀直入に聞いてみた。
グランドピアノを将来買いたいのだけど、家の前の道路の幅はどれくらい必要ですか、と。
調律師にずいぶん変な質問だが、これには訳がある。
土地を探しに行って分かったのだが、田舎の町の、古い家の立ち並ぶ地域は前の道が異常に狭い。
普通車一台やっと通れるか、なところが多い。
旗竿地に至っては敷地内で切り返す余裕なんてなくて、バックで入れなきゃ出れないじゃん!だったりする。
実際に土地を見に行ってみると、現実が分かってきて、買える金額が具体的に出てくる。
土地にお金をかけすぎてしょぼい家になってはつまらない。
一方お金をケチってあまりに辺鄙な土地だと後々困る。
よって、この辺で、この大きさで、この額で、日あたりが良くて・・・なんて条件だけは並べられるけどそんなところはどこにもない。
根気よく待つか、どこかで妥協するしかないことが分かってきた。
高級分譲地だと道幅十分だが、そんなところが買えるはずもなく。
現実路線で買えそうな土地の候補を上げれば、どこも似たり寄ったりの道の狭さになる。
その道の狭さで、一体グランドピアノをのせたトラックが敷地につけられるのか。
その答えは、ハウスメーカーではなくピアノ輸送業者かピアノを扱っている調律師しか持っていない。
そこで質問に至ったわけだが。
答えは拍子抜けするものだった。
「車が通ればなんとかなりますよ」、とのこと。
「ただしクレーン車が必要な場合はこの限りではないですけど」と。
なあんだ、心配して損した。
一安心したが、次の言葉でぎょっとした。
「ただ一点、搬入口を気を付けてくださいね。大きな窓があれば何とか入りいますけど、そこにアクセスできない場合玄関のみとなるのですが。
この頃流行りの、玄関の前の衝立のような部分があると難しくなります。」
?
??。
!!!
衝立とは、この頃玄関を隠すように作られた、ポストだったり目隠しだったりのことらしい。
あれがあると、玄関搬入が難しくなるのだと知りびっくり仰天。
玄関の幅にばかり気をとられていたが、まさかの目隠しが邪魔だとは。
(敷地が十分にあり、衝立と玄関扉の間が十分に空いていたらこの限りではないかもしれません。
ピアノの本体が回るだけの幅が必要なのでしょう)
あれは、玄関の出入りが見えず中々いいので採用しようと思っていた。
ピアノの搬入には意外なリスクだったのね。
今どきの設備が、見えないリスクとして他にもいろいろ出てきそう。
ということは、家の設計図ができた段階でピアノの業者にも相談したほうがいいってこと????
ハウスメーカーにグランドピアノの搬入のことは相談するにしても、餅は餅屋に話を聞いた方がよいと気が付いたぶどうであった。