こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
朝晩冷え込んでいます。
9月終わりで秋が来ました。
風邪を召されませんよう、お元気にお過ごしください。
本日解体のお話です。
終の棲家探しをしているぶどうさんち。
更地情報を探すも、なかなか思ったような場所に出ていない。
今住んでいる町は、ちょっとした新築ラッシュだ。
どうやって見つけているんだろうと常々不思議に思っていた。
ところが、その解はあっさり見つかった。
半年以上前に売りに出されていた家に動きがあったおかげだ。
その家は買い物に行く途中にあり、しばしば前を通っていた。
二カ月ほど前、空き家だった家に車が止まっており、荷物をもった人が入っていくのを偶然見かけた。
結構なお値段だったが、売れたのだ。
荷物を持ってはいっていったということは、そのまま住むのだろうか。
そう思っていたら。
建物はしばらく何の変化もなかったが、突然大きな音を出しながらの解体工事が始まった。
もう10日はたったであろうか。
まだ続いている。
おそらく更地にして、新しい家を建てるのだろう。
そこで合点がいった。
古い家を壊して新しい家をたてているからこその、新築ラッシュだったようだ。
考えてみたら当たり前だ。
土地は限られているのだし、オーナーチェンジで古い家のままリフォーム工事するか、壊して新しくするかの二択しかない。
つまり更地ばっかり探して、ないと言うのではなく、古家付きも探さないといけないのだろう。
なるほど。
なるほどなのだが、一体その決断がぶどうさんにできるのだろうか。
築50年ほどの家で、古いボロボロになったものだと壊すのに躊躇はないかもしれない。
けれど、手入れがよく、古くても機能を保った家を無下に壊せるのだろうか。
また、解体には数百万円はかかる。
解体費用と処分費用を合計すると結構な額になる。
お金の心配もだが。
一番心配なのが、あの音だ。
あの大音量を将来のご近所さんに響かせる度胸はない。
壊すのに迷惑をかけて、建てるのにも大音量の工事音をたてるとなると、気がひける。
音だけではなく、おそらく埃やゴミ、建物への汚れもあるだろう。
それを思うと、古家付きの土地を買って家を建てることは心臓が強くないとできそうもない。
古家を壊すなら、売主が壊すか買主が壊すかしかない。
結局はご近所さんにとっては同じことなのだけど、スクラップアンドビルドってなかなかの迷惑行為なのだなあと気が付いた。
それとも。
古い住宅街に土地を買おうとすれば自分が加害者になるものの、家を建てた後では他の家の被害を被るから、同じこと?
そう思ってくれたら幸いだ。
日々ちょっとずつ進む解体工事。
毎日うるさい。
あっという間に終わると思ったが、時間がかかるのを知り、古家付きの土地に家を建てるなら解体から建築まで時間的余裕が必要なようだ。
できれば更地であればいいのだけれど。
そんな事を考えながら毎夜土地情報サイトを眺めるぶどうであった。