こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

雨で涼しいです。

 

室温は、28度くらい。

 

チョコレートを放置しても大丈夫な季節になってきたようです!

 

これから過ごしやすくなるといいですね。

 

 

本日感心のお話です。

 

 

月一の集まりに参加するため出かけたぶどうさん。

 

集まりのある隣町までは、交通機関を乗り継いでいく。

 

大きな駅を経由するので、途中下車して久しぶりにウィンドウショッピングを楽しんだ。

 

時間制限はあるものの、一人でデパートやショッピングモールをウロウロできるのは、いつ以来だろう。

 

感染症が広まってからはそんな機会はなくなった。

 

行くにしても、電車やバスを使うのはためらわれたので、大抵週末に夫が車を出してくれ、夫付きでウロウロ・・。

 

連れて行ってくれるのはありがたいが、買い物の仕方が違うのでぶどうさんの本能のまま(笑)行動すると夫からはイライラされてしまう。

 

夫に気を遣い切り上げざるを得ない。

 

行きたいところで、見たいものを見れないのだ。

 

よって、たまの羽伸ばし!ヤッホー。

 

ついでに差し入れでも、とは思ったが、おひとりがアレルギーがでたと仰っていたため、控えることにした。

 

何のアレルギーかわからないし、うっかり変なものを買ったらわるい。

 

そんなわけで、自分のためだけの時間にすることにした。

 

うれしい~。

 

ところが。

 

日頃行きたいと思っていたお店に行き、商品を見せてもらい、在庫や取り寄せのことまで聞いたのに。

 

けちんぼのぶどうさんのこと、案の定お金を出して何かを買うことはなかった。

 

あまりに久しぶり過ぎて何でも欲しくなったので、逆に財布のひもが固くなってしまったのだ。

 

貧乏性。

 

こういうところが、夫をイラつかせるらしい。

 

目的もなく買い物に行き、いろいろ見た挙句、欲しいものでもすぐは買わない。

 

男の人には、この思考回路が分からないらしい。

 

いるものを売っている店に行き、サッと買ってそのまま帰るほうが分からないけど。

 

時間を使った割にはなんにも買っていない自分に苦笑しつつ、バス停に向かった。

 

バスは一時間に1本しかないので、乗り遅れたら大変だ。

 

バス停はまばらだったが、バス待ちの一人のお爺さんの手荷物に目が行った。

 

手には、女性に人気ティールームのパンの袋がぶら下がっていた。

 

喫茶に併設されたパン屋さんなので、普通のパン屋さんとはちょっと違った商品が多い。

 

ぶどうさんも大好きで以前はたまに買っていたけど、パン屋さんよりちょっとお高めだった。

 

もうずっと買っていないので今のラインナップやお値段はどうなっているのか知らない。

 

ただ、昨今の事情でかなりお値段が上がっているとは想像できる。

 

お爺さんが手に持っているのは、傘と、パンの袋のみ。

 

ほかに用事があってやってきて、ついでに店に寄って買ったのか、それともパンをお目当てにお出かけしたのか。

 

どっちでもいいけれど、パン屋さんは近くにいくつもあるのに、わざわざそこで買うなんて、よっぽど好きなんだろう。

 

高くても好きなものを買う。

 

お金の正統な使い方だ。

 

そういえば、父もそうだった。

 

おいしいと思ったもの、喜んでもらえると思うものにお金を払う人だった。

 

男の人の買い物って、そういうものなんだろうか。

 

それとも、年齢が行ったらそうなっちゃうんだろうか。

 

ぶどうさんが年取ったら、好きなものにお金を使えるようになるんだろうか。

 

・・・それはあるかどうかはわからないが。

 

そうなりたい。

 

お爺さんの手にしたパンの袋をみて、いいお金の使い方をしているのかもなあと感心したぶどうであった。