こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
朝晩20度くらいになりました。
涼しいを過ぎて寒いくらいなはずが、家の中は真夏の恰好です。
季節感がない生活になりました。
本日正解のお話です。
50台になったせいか、元来の性格からか。
食事の支度が面倒で仕方がない。
ん?
そういえば、若い頃から毎日そう思っていたから、もともとか。
今の住まいに引っ越す前は大きめのスーパーへ、用事を済ませがてら買い物にちょこちょこ行っていたので、悩みつつも何とか乗り切っていた。
距離はあったのに行く気になったのは若かったせい・・・かもしれない。
今は以前の半分も買い物に行っていない。
冷蔵庫の限りあるマンネリ食材と戦う日々である。(献立立てて買い物すればいいのにねえ)
そんなこんなで面倒くさいことこの上ない食事の準備をどう乗り切るか。
その妙案が、ご飯もので誤魔化す、という手段である。
50台の献立としては常識と逆行しているかもしれない。
食事作りに手をかけられる時は、主食抜きにしておかずばかりつくるが、それだと本当に手間だ。
それに主食なしだと、ご飯の後に甘いものを多く食べたりしてしまう。
それよりは、主食を入れて満足感が出るよう、甘いものを食べ過ぎないようにすることにした。
これでご飯献立もしくはご飯がメインに出してもいい下地ができた(笑)
ご飯がメインで出せるようになると、副菜に力を入れずに済む。
丼にしたり炊き込みご飯にしたりすると、付け合わせをいくつか考えればいいだけなので楽である。
ああ、どこまでも手抜きよ。
ただし、あまりレパートリーがないので、同じものの繰り返しだ。
そんな夕飯を用意しているぶどうさんだが、毎回謎に思っていることがある。
よく麻婆豆腐を作るのだが、実は麻婆豆腐の味が分からないのである。
ぶどうさんちの麻婆豆腐では、鷹の爪や豆板醤は使わない。
そこからして、邪道だ。
鷹の爪を入れると胃が荒れるし、豆板醤は使い切れないから買っていない。
だから使うのは八丁味噌と、花椒、ショウガ、ニンニクだけ。
肉はミンチではなく、普通の豚小間だ。
ミンチより長持ち。
そうでないと、臨機応変に麻婆豆腐は作れない。
買い置きの豆腐を使い適当に作って、はい、麻婆豆腐の出来上がり。
なのだが、食べるたびに、本当の麻婆豆腐ってどんな味がするんだろうと思う。
正解が分からない。
夫が何の疑問も持たず夕飯を食べているのをみると、気の毒な気がしないでもない。
それ、世の中の一般的に言う麻婆豆腐ではないのよ、とも言えない。
中華料理店で食べるとわかるのかもしれないが、あいにく夫はアレルギー持ちで外食に行ける店は限られている。
料理に使える調味料や食材にも制限がある。
本格○○なんて、これまで行ったり作ったりしてこなかった。
どうやらぶどうさんは、本物の味が分かっていないようだ。
ここまできて本当の味、正解の味がわからないのは、人生にとって大損なのか、それとも経済的メリットなのか(笑)
どうなんだろう。
不況になっても、感染症の世の中でも巷でグルメブームは続いている。
味はどんどん進化し、人の味経験値は上がっているのだろうか?
それもまた、正解なのか、そうでないのか。
知らなかった方がいいということもあるし。
どこまでも食というものは、命のもとであり、糧であり、欲でもあると思うぶどうであった。