こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

今日は金曜日です。

 

一週間お疲れさまでした。

 

台風が近づいているようです。

 

強風に備え、お庭やベランダの整理をして安全にお過ごしください。

 

 

本日現実を突きつけられる、なお話です。

 

 

ここ数日腰を痛めているぶどうさん。

 

今週は歯医者の予約があり、一体歩いていけるだろうかと不安に思っていた。

 

当日はなんとか持ち直し、なんとか歩いてたどり着くことはできたが。

 

間の悪いことに、その日は治療と歯のクリーニングが重なってしまった。

 

通常はバラバラにしていたものが一緒になった理由は、2回ほどクリーニングを飛ばしてしまったからだ。

 

昨年の秋から始めた治療は長いこと時間がかかっており、クリーニングどころではなかった。

 

もう限界?なのか、治療の途中でクリーニングをすることになったのだ。

 

もうちょっと先でもいいのになあとは思ったが、歯は意外に汚れていた。

 

歯医者さんで手鏡を持たされ、診察台のライトのもとで確認すると、歯の汚れがものすごくわかる。

 

あのライトは、今の言葉でいえば、本当にヤバい。(汚くて済みません)

 

歯だけではなく肌のくすみやしわ、毛穴まではっきりと見せつけるライトである。

 

老いを突きつける恐ろしい兵器だ。

 

今回もそのライトによってあぶりだされた醜悪に落ち込みつつ、クリーニングをおとなしく受けることにした。

 

それにしても。

 

治療からのクリーニングとなると、かなりの時間がかかる。

 

途中エアコンによる冷えで腰痛が激化し、つらくなったが耐えるしかない。

 

いつもなら眠気が出てウトウトしたくなるが、痛みが勝り眠くならない。

 

ああ、こんなときは。

 

妄想に浸るしかない。

 

あの恐るべきライトを凝視しながら、脳みその中は別のことを考えて自分を守るしかないのだ。


いざとなると妄想することがあまりない。

 

昼ご飯は何にしよう?

 

どこで買い物しよう?

 

ああ、全然暇つぶしにならないと思ったら、ふと歯科衛生士さんの手元に目が行った。

 

担当の方は、かなり小柄な若い女性だった。

 

若い故か、手がとてもきれいだ。

 

小柄で華奢な感じだが、手は普通サイズ、指はそんなに短くはない。

 

そこで、あれ?と気が付いた。

 

ぶどうさんと身長差(多分15cmくらい?)はあるけれど、小柄な人とぶどうさんの指の長さは多分一緒だった。

 

ぶどうさんの手は、大き目だ。

 

大きいのは、手のひら。

 

女性にしては普通から少し大き目くらい。

 

残念なことに指は長くはないことは知っていた。

 

だから指輪が本当に似合わない。

 

第二関節から下が短いのだ。

 

うすうす短いかも?とは思っていたが、手のひらが大きめだったため気にしたことはなかった。

 

でもはっきり分かった。

 

やっぱり、短い。

 

ピアノでオクターブは届くけれど、9度はギリギリ、10度は届かない。

 

オクターブでも楽々弾くことは難しく、手を広げると指が固まって筋肉が緊張する。

 

手は大きいはずなのになぜだろう?と疑問に思っていたが、なるほど、指が短かったのだ!

 

ピアノでは手の大きさや指の長さよりは、広がる手の方がいいらしい。

 

広がるって言っても限界はあり、そこは手の大きさや指の長さによって届く鍵盤の間隔が違ってくる。

 

うーん。

 

大きい手の長い指、欲しかったなあ。

 

そういえばもう一人のぶどうさん、Youtubeでドからファまで楽に届いていた。

 

男の人は、オクターブが楽々でうらやましい。

 

掌が大きく短い太めの指は、まったく女性らしさがない。

 

ぶどうさんは女性らしい細く長い指の母に似ず、父にそっくりのずんぐりした男爪の指だ。

 

それもまた、現実。

 

妙に納得させられがっかりしながら苦痛の時間をやり過ごし、1時間後やっとクリーニングから解放された。

 

歯医者さんのライトは現実を突きつける兵器だとは思ったが、まさかこんなことまでとは。

 

今まで気にしたことはなかったが、ピアノを弾くにはなんだかなあな短い指であることを発見してちょっとがっくりするぶどうであった。