こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
貴重な晴れの日が続きます。
厚いコートをおうちクリーニングしたら、脱水がうまくいかず立ち往生しました・・・。
クリーニング代をケチってはいけませんねえ。
みなさま、さわやかな日を健やかにお過ごしくださいませ。
本日嫌な汗のお話です。
秋のピアノの発表会の準備に入っているぶどうさん。
5月の最初のレッスンで、やっと!最後まで曲を見てもらうことができた。
曲はたった3ページ、後半まったく同じ繰り返しがあるので正味2ページ半しかない曲に何カ月かかっていることか。
かなりどよよんな話である。
それはさておき。
そろそろ衣装のことを考えねば。
初めての発表会は、演奏だけではなく衣装でも失敗した。
今度は様子が分かっているので、失敗はできない。
みなさん丈長のワンピースかドレスなので、それに準じよう。
ドレスはありえないけどワンピースなら。
でも、袖は長めがいいなあ。
理由は、寒がりであること。
緊張しいなのでそんな状況で寒いと、多分目を回すだろうから。
もう一つ理由がある。
ピアノを弾くと、いや~な汗をかくからだ。
普段でさえ、暑くもないのに練習後は脇汗をかなりかいている。
発表会となると、どうなってしまうのか心配だからだ。
万年自律神経失調症なので、心理的プレッシャーのかかる場所では体のコントロールが効かず、最悪目を回すのが関の山だ。
よって安全な恰好をするに限る。
ピアノを演奏なさる女性はなぜかノースリーブか半袖だ。
舞台がライトで暑いというのはあるが、おそらく袖が邪魔なんだろう。
袖なしのドレスを着てピアノを弾けるなんて素敵だとは思う。
そういう方々は汗をかかないんだろうか?
聞いてみないとわからないが、女性は袖なしか半袖でも、男性はたいてい正装か長袖をお召しである。
そっちの方が暑いだろうに、そして袖が2重にもなっていて邪魔だろうに、と思う。
男性の場合、プロの中には汗をかきながら演奏していらっしゃる方も。
ちゃんと演奏されているところを見れば、袖のあるなしは関係ないようだ。
ドレスや正装の理由は、ピアノ作品は芸術だから演奏するにはちゃんとした服装を、ということなんだろうか。
だとしたら、普通の恰好で発表会に参加するのは、ナシ?
音楽関係者から見たら、心構えが足りないってことになるのかしら。
中身が伴っていないのに外見ばかり張り切っていては、さらに格好悪過ぎると思う。
他の人がこうだから、当たり前だからという同調圧力に屈してはいけない。
・・・・と言いたいところだが、それも間違っているなあと思うようになった。
じゃあ習っている先生への忖度かというと、それでもない。
ピアノ作品へのリスペクトだとか、そこにたどり着くまでの感謝だとか、そういったこともあるけれど。
正装は、自分の人生の時間=命をかけて一所懸命努力した晴れの舞台への意気込み、本気度を表したものであり、神聖な時間を共有する場に臨む姿なのかもしれない。
老後の愉しみ程度のぶどうさんがそこまで高みを体現すべきか、は別問題だけど。
なんにせよ今度の発表会は、普段着みたいな恰好で出るのはやめて、ちょっといい服を買うことにした。
今のぶどうさんのピアノの腕前はその程度。
でもいつか、素敵なドレスを着て本番に臨めるようになりたいなあ。
どんな本番かは、ピンとこないけど。
中身が少々伴わなくても、嫌な汗をかいても涼しい顔していられるほど、図々しくなれるよう、こちらも訓練しようと思うぶどうであった。