こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
カラッとした良い天気です。
いい季節ですね。
そんな空気を一杯吸って、今日も元気に参りましょう。
本日、どっちむき?のお話です。
秋のピアノの発表会にむけ、春から練習を始めたぶどうさん。
5月になっても、まだ楽譜の最後にたどり着いていない。
全部で3ページなのに、2ページしか進んでないのだ。
大丈夫だろうか・・・。
心配ではあるが、繰り返し部分があるから、やっていない部分はあともう少し。
イケる!そう信じてボチボチやるしかない。
今年の発表会は、去年に引き続きシューマン先生だ。
飛翔で大失敗したのに、また!シューマン先生・・・・。
選んだのには理由がある。
弾きたい曲を選べなかったから。
あら?逆説的。
去年の時点で幻想小曲集8曲を全部弾こうと決めたので、その中から弾けそうな曲を選んだ、というだけのことだ。
夕べに、飛翔、気まぐれは弾いているから、その残りから一番やさしそうなのをの選んだ。
かなり消極的だ。
このままいくと、来年も・・・。
となりそうだが、このごろやたらベートーベン先生のテンペストが頭の中をぐるぐるする。
はて、ベートーベン先生には全然用はなかったはずだけど?と思うも、ついYoutubeで探してしまった。
テンペストは、ピアノ弾きさんに大人気の曲だ。
弾きあい会でも誰かが弾く。
だから、絶対に弾きたいと思えない。いやもう、定番すぎて怖い。
さすがベートーベン先生、Youtubeでもたくさん見つかった。
その中に、故中村紘子さんの若かりし頃の演奏があった。
ぶどうさんは不勉強なため、中村紘子さんや内田光子さん世代の演奏を全然聞いていない。
なにがすごいのか、さっぱりわからなかったからだ。
ところが。
聞いてみて、ぼんくらなぶどうさんでも演奏のすばらしさに感動した。
あまりにすごいので、就寝時間は過ぎていたがつい、月光も拝聴した。
そのとき、たまたま中村紘子さんのシューマン先生の謝肉祭の演奏動画を発見した。
以前奥井紫麻さんの謝肉祭を聴いて素晴らしかったので、いつか謝肉祭を弾いてみたいと思っていた。
奥井さんとは全然世代が違う中村紘子さんの謝肉祭は、どんな感じなんだろうとワクワクした。
まさに大御所の圧巻の演奏。
弾いてみたい!と思うと同時に、ぶどうさんが好きな曲はなにやら偏っているのに気が付いた。
シューマン先生の曲は、遊び心があって意外に好きなんだ~。
そして、ベートーベン先生のテンペストは、なんかこう、落ち着きのないぶどうさんっぽくない。
おっちょこちょいで失敗ばかりしている割に悲壮感がないせいで、ベートーベン先生の曲とあってない気がする。
ベートーベン先生のテンペストにしろ、シューマン先生の謝肉祭にしろ、弾けるようになるのはまだずっと先のことだ。
すぐに取り掛かれるわけでなし、取り掛かったところで年単位になるだろう。
早くて、60過ぎ?
そのころにはちょっとは落ち着いているかも。(淡い期待)
どちらも全楽章、全部を弾くとしたら、寿命がいくらあっても足りやしない。
どちらかを選ばなければ。
現在50台半ば、早くしないと体力と集中力がなくなってしまう。
はてさて、ぶどうさん、どっちむきなんだろう。
自分で自分のことはわからないものかも?
頭の中でグルグルするテンペストに向き合う日がくるのか、楽しみにもなってきたぶどうであった。