こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

黄砂の影響で晴れているのに外干しできずがっかりです。

 

明日は干せるといいな。

 

みなさまのところはいかがですか。

 

 

本日つめ(爪)のおはなしです。

 

夕方スマホに電話が来た。

 

呼び出し音からすると、ピアノの業者からのようだ。

 

案の定新しいピアノに関する電話で、搬入日の相談であった。

 

今月中には、という話だったが、出荷が遅れており、到着は月末か来月頭になるとのことだった。

 

注文から丸一カ月もかかるとは、ちょっと驚いたがまあ仕方がない。

 

そのピアノがいったいどこからやってくるのか知らないが、とりあえずうちに来る手はずはついているということだろう。

 

普通ピアノを買うなら指弾して買うのだろうが、ぶどうさんの場合ほぼ通販のノリで買ってしまった。

 

見たことも、弾いたことも、音を聞いてもいないピアノ。

 

なんでそんなの買ってしまったのだろう。

 

これでは小さい頃突然やってきた、今のピアノとおんなじパターンである。

 

とほほ。

 

新しいピアノがくることが現実味を帯びたのはうれしい。

 

でも今のピアノを手放す事や、新しいピアノが普通に弾けるのかという不安があり、手放しで喜んではいない。

 

ああ、どうなるんだろう。

 

なるようにしかならないので、開き直りが必要かも。

 

ただ、最近消音装置を外して弾いているのだが、ある工夫をすればそれほどの爆音にならないと思えたので、不安はかなり解消してはきた。

 

新しいピアノを迎えて嬉しい気持ちが、ちょっぴり増えたのである。

 

ぶどうさんはそんな感じだが、夫は楽しみにしているようだ。

 

もしかしたら、ぶどうさんがふさぎ込んでいる気持ちを察して、楽しみだねと言ってくれているのかもしれないが。

 

夫は、ピアノは弾かない。

 

興味がないとばかり思っていた。

 

しかし、先日、ジャズピアノを弾いている男性をYoutube番組でみて、かっこいいなあと言っていた。

 

・・も。もしかして、弾いてみたいの?!

 

意外な言葉に驚きつつ聞いたら、ジャズならいいなあというではないか。

 

ジャズ。ジャズかあ・・・。

 

いきなり。ジャズ。

 

クラシックの基礎がある人がジャズを弾くイメージが強いけれど、突然弾ける人がいるのも、ジャズかも。

 

すかさず、ピアノ習いに行く?と聞いたら、断られた。

 

そんな時間はないと。

 

まあそうだろうね。それに、うちにピアノは一台しかない。

 

その話はそこで終わったのだが、数日して新しいピアノがくる日が決まったとき再びこの話が出てきた。

 

そして、

 

「僕にもピアノを弾かせて。ちゃんと手を洗うから。」

 

ビックリするやらうれしいやらで、じゃあ連弾でもする?と提案したら断られた。

 

ただの盛り上げセリフだったのだろうか。

 

新しいピアノなんて人生で何回も迎えられるわけではない。

 

だから、ついそんな言葉を言ったのだろうが。

 

あとでよくよく考えてみると、弾く条件を別に提示したほうがいいことに気が付いた。

 

手を洗うのは最低条件。

 

一番大切なのは「爪を切ること」である。

 

夫は、爪が長い。

 

深爪が怖いといい、いつも長めに切る。

 

昔ギターを楽しんでいた時期があったので、そのせいもある。

 

ぶどうさんは、爪が短い。

 

深爪派であり、爪の先に肉が出ているくらいである。

 

ピアノの先生に注意されていたためと、汚れが入るのが嫌なので小さい頃からの癖である。

 

正直、爪が長いのは不潔感があり嫌いである。

 

そのおかげか、50年近くになるピアノの鍵盤はさほど傷がついていない。

 

夫のあの爪で新しいピアノのアクリル鍵盤を弾かれたら、絶対に傷だらけになる。

 

それは避けたい。なんとしても。

 

また長い爪は、ピアノを弾く際のけがのもとでもある。

 

鍵盤血だらけは、絶対に嫌だ。

 

ということで、ピアノを弾くなら爪を切ってと言うことにしよう。

 

はてさて、夫は新しいピアノを弾くことができるのだろうか。

 

楽譜は読めるので、弾こうと思えば弾けるはず。

 

夫婦連弾、実現するかちょっと楽しみになってきたぶどうであった。