こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
黄砂の襲来予報が出ています。
こういうとき、マスクをしていると安心ですね。
本日、いるかいらないかのお話です。
ピアノを買い替える予定のぶどうさん。
ピアノサイトを熱心に眺め、気が付いたことがある。
ピアノと椅子はいいとして、小物類が別売のところがある一方、付属品としていろいろと付けてくれるお店もあると。
ここでいう小物類とは、お掃除グッズやキーカバーなどだ。
キーカバーって、当たり前についているものではなかったのだ。
ところでキーカバーってなんのためにあるのだろう。
てっきり鍵盤の間におちる埃よけか、譜面台が鍵盤に当たらないためのものと思っていた。
アップライトピアノの大半は、特殊なモデル以外折り畳み式の譜面台が蓋についている。
あれがぶつかるのを避けるためかと思っていたのだ。
どうやら、ちがうらしい。
それで、Youtube番組をみたら、必ずしも必要なものではないと言っていた。
常にピアノの蓋を開けている人はカバーをして、蓋をする人はいらないのでは、ということだった。
なるほど。
また、キーカバーは定期的に交換しましょうとも言っていた。
洗濯するとフェルトなのでヨレヨレになったり縮むかららしい。
そういうものなんだ。知らなかった。
ぶどうさんのピアノはというと、キーカバーはない。
随分前に捨ててしまった。
捨てた理由は、あまりに古びていてくたびれていたので、カバーから埃が落ちそうだったからだ。
それでポイッ。
べつにいらないな、と思ったが、実家から持ってきた細い帯があったのでそれをキーカバーにしていた。
帯だと、ボロボロになって埃がおちることはないだろうと。
自分だけならそれでいいと思っていたが、あることがあってやめることにした。
今の調律師に久しぶりに調律をお願いした3年ほど前、蓋を開けた途端その帯を怪訝そうに眺め、わきによけられたことがあった。
どうやら、当たり前ではないと思われたようだった。
当たり前のキーカバーに意味があるのかな?とその時は思ったが、上述の通りあまり意味はないらしい。
なあんだ。
それで安心したのも束の間、最近になり再びキーカバーは必要?な事件が起こった。
新しいピアノ買い替えを決意し、今のピアノを持っておくのは場所もお金もかかるので処分することにしたのだが。
古い消音装置付きのピアノの買い取りをしてもらえるところは見つからなかった。
やはり普通の状態のピアノというのが大事なのかとがっくりきた。
いろんなサイトを眺め、とあるお店の買取の時必要なものとして「キーカバー」という文字を見つけてしまった。
キーカバー?!
古いピアノの買い取りにキーカバーなんているの?
ぶどうさんのピアノは50年近く経つものだ。
50年前のキーカバーがなんでいるんだろう(定期的に買い替えをしなければならないと知らなかった時のことです)。
置いておくだけでごみが出そうな、あのカバーが一体何の役に立つのか。
役に立つどころが疫病神では?
キーカバーがないと、査定に影響するんだろうか。
全然わからないが、そういうものなのか?
キーカバーの役割って、思っている以上に重要なのかもしれない。
下取りや買い取りに出す可能性のものの場合、いらないや、ポイッ。はまずいのだなあと反省した。
ところがところが。
ぶどうさんのピアノを買いとってもいいと言うところがみつかった。
そのピアノを出す時は、必ず消音装置のACアダプターを一緒にしてくださいと言われたのだが。
キーカバーのことは言われなかった。
あら、やっぱりいらない?
そうだよねえ、どうせリニューアルするのだから、いらないよね。
運んだあとは鍵盤を磨くし、売る時は新しいものをつけて売るんだろうし。
キーカバーは、ピアノを弾く人の手元にあるときに意味があるものなんだろうな。
ちなみに、ぶどうさんのヤマハのピアノについていたキーカバーは、えんじ色のおなじみのもの。
カラフルなものもあるようだが、キーカバーといえばこの色なのか、カワイのカタログもこの色だった。
はてさて、今度の新しいピアノにキーカバーはついてくるのだろうか。
ついてくるとしたら、何色なんだろう。
たぶんおなじみの色に違いない。
それを使うかどうかは、わからない。
でも今度は捨てないでとっておこうと思う。
買い取りや下取りに出すことはないかもしれないが、もう冷汗はかきたくない。
ちょっぴり学習したぶどうであった。