こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

桜の咲く公園をウロウロしたら靴が泥だらけになりました。

 

お天気の悪い日は、注意しないといけませんね。

 

本日悩みは尽きない、のお話です。

 

 

ピアノを買い替えることにしたぶどうさん。

 

当初はハイブリッドピアノを購入予定であった。

 

調子が悪いのは50年物のアップライトピアノの方だが、後付けの消音装置もかなりの年数が経っている。

 

いつ壊れてもおかしくない。

 

アップライトピアノを修理したところで、消音装置も時間差で壊れたとなれば目も当てられない。

 

そこでハイブリッドピアノに白羽の矢が立ったのである。

 

ハイブリッドピアノとは、木製鍵盤の電子ピアノ版と言ったらいいだろうか。

 

鍵盤部分は木製でそれっぽいが、響板やハンマーはなく電子部品が入っている。

 

いいと思った部分は、タッチ感だ。

 

お値段は電子ピアノに比べ高価で、安物~まあまあなグレードのアップライトピアノほどのお値段がする。

 

高いものはグランドピアノタッチらしい。

 

らしい、というのは、田舎なので実物がなく、実際には触っていないから。

 

一番下のランクのハイブリッドピアノを触らせてもらったが、悪くはなかった。

 

ところが。

 

あるピアノ業者によれば、ハイブリッドピアノほどダメなものはないという。

 

タッチ感云々ではなく、結局家電だから、という理由だった。

 

10年も経てば部品はなくなるし、修理ができなくなると。

 

本物のピアノと違い、長持ちはしないという点でダメというわけである。

 

一方で集合住宅で音を出せないならハイブリッドピアノでいいのではという意見もあった。

 

所詮老後の愉しみの素人ピアノなのだから、アコースティックピアノにこだわる必要はないということだろう。

 

これを言ったのは、ぶどうさんの調律師だ。

 

これから音大に行ったりピアニストになったりするんじゃないから、ハイブリッドピアノで十分と言われた。

 

え”?

 

まあ、確かにそうだが、それって50台のピアノ再開組にとってかなり酷な言葉だと落ち込んだ。

 

50台だって進歩したい、上達したい、上を目指したいのだ。

 

はて、上ってどこなのかわからないが。

 

だからピアノ選びは大切だと思ったのに、それはないよ・・・。

 

あと数十年はピアノを弾きたいので、十年サイクルで壊れるたびにハイブリッドピアノを買い替えるのは現実的ではない。

 

よってハイブリッドピアノは候補から外れた。

 

中古のピアノを買うことは考えられなかった。

 

今のピアノを修理するまたはオーバーホールのほうがいいからだ。

 

消音装置を付け替えることも考えはした。

 

でも。

 

いくらお金がかかっても、良くなる保証がない。

 

そして、新品に買い替えるほどのお値段と違わないなら買い替えたほうがいい。

 

紆余曲折はしたが、買い替えを決めた。

 

新しいピアノになることは、うれしいはずだった。

 

しかし、嬉しさはない。

 

なぜなら、心配が尽きないからである。

 

新しいピアノには、機械の消音装置はつけないと決めていた。

 

今のピアノで懲りたからである。

 

古いタイプの消音装置付きのピアノは絶対に買い取らないと言われてしまった。

(その後話が変わってきます)

 

ピアノ業者を見ると、どこも消音装置をすすめているし、取り付けているのに、である。

 

売っているのに買い取らないってどういうことよ?!


自分のピアノをダメにしてしまったと落胆し、もう消音装置はつけないことにした。

 

じゃあどうするか。

 

今も非常に困っている。

 

とりあえずは、床の振動対策に消音マットとインシュレーター、音対策に防音パネルを検討した。

 

床対策はいいとしてこの防音パネルが曲者なのだ。

 

本当の実力が分からない。

 

Youtube番組であれこれ調べるも、音がこもっただけにしか聞こえない。

 

確かに響板から出る音は減っているが、前面に聞こえる音が変わらないなら、空間にはその音量が漂っていることになる。

 

ネットの体験コラムなどを見るも、どこまで信じていいのかわからない。

 

その商品しか使ったことがない人の意見って、微妙だ。

 

付けても無意味という意見がある。

 

そもそも売れているんだろうか???

 

思い余って、とある企業の商品について問い合わせたところ、よく売れているという答えが返ってきた。

 

付けている人がいたんだと、うれしくなったが、気になる質問をしたところ、その答えは曖昧だった。

 

質問とは「弱音ペダルと、御社の製品はどちらが効果がありますか?」

 

これは、相手からしたら愚問だったに違いない。


というのも、その製品のよさは音が小さくなることだけでなく、弾き手側の音質がいいことや弱音ペダル使用時のモコモコがない点のようだから。

 

比べるものが違うと思われたのか、いちいち言いたくなかったのだろう。

 

曖昧な返事で終わった。

 

切羽詰まってした質問は、意味をなさなかったようだ。

 

困り果てて、お師匠や、調律師に相談はしたがどちらも防音パネルには否定的だった。

 

あまり経験と知識がなかったようで、弱音ペダルで十分では、という意見だった。

 

弱音ペダルでもしだめなら、防音パネルを設置しては?でおわった。

 

ピアノの背面に設置する防音パネルなので、ピアノが搬入される前に発注して入手したい。

 

集合住宅で、本当に弱音ペダルだけで乗り切れるのか、不安しかない。

 

今のピアノには弱音ペダルがない(消音装置のスイッチになっているため)ので、家の中でどれくらいの音が出るのか、その効果があるのか検討できない。

 

ピアノを決める前にお店で消音ペダルの音量を試しはしたが、ピアノの大きさにより効果が異なるし、お店と家では違う。

 

毎日防音パネルと、弱音ペダルの効果を必死に調べるが、わからない。

 

わかったのは、ピアノの騒音に関しては家の作りや周囲の人間関係で異なってくるということだけだ。

 

まだ契約をしていない、買う予定のピアノが来る前から気をもんでいる。

 

ピアノが来てからもひやひやドキドキの毎日になるのかと思えば気が重い。

 

なにか選択を間違ってしまったのかと、どんよりするぶどうであった。

 

ああ。

 

土地見つけて早く家建てなきゃだ・・・・・。

 

問題はそれだけでなく、実物をみず、音も聞いてないピアノを買ったのでどんなのがくるのかわからない。(大汗)

 

いずれにせよ、トホホな、話である。