こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

ハッピーバレンタイン!

 

なんて言葉、いつからできたんでしょう?

 

イベントですから、楽しくいきましょう。

 

本日未来への投資のお話です。

 

 

朝からネットニュースを見ていたぶどうさん。

 

こういうニュースは、前後関係がわからない、単発のものが多い。

 

記事一つであれこれ考えるのは無意味だが、ちょっと一言いいたくなった。

 

そのニュースとは。

 

東京芸大が保有ピアノ台数を整理するというもの。

 

天下の東京芸大が、ピアノを手放す?というショッキングな見出しにつられて中身を読むと、想像したのとは内容が異なっていた。

 

確かにピアノを削減するというのは事実のようだ。

 

ただし、メインの学科生用のものでは無いらしい。

 

いらないものを整理するのはいいことだ。

 

お金を必要分に回す、予算内で大学を経営するというのも、大切だ。

 

けれど記事を読んで思ったことは、大学法人にはお金がないのだなあということだ。

 

天下の東京芸大でもこんなだったら、地方の大学に至ってはどうなっているのだろう。

 

もちろん経営の健全性は大切だ。

 

これは大人の責任。

 

それをもってしても教育を受ける側にしわ寄せがきているとしたら、由々しき問題だ。

 

高等教育機関へのお金の出し渋りが起こっているのは、国家として恥だ。

 

なぜなら、教育を受けたものが次の社会を作っていくのだから。

 

若い人は皆これからの日本を作っていく宝で、教育を受け立派に社会を引き継いでもらわねばならないから。

 

少子化を嘆き、国家の未来を憂うなら、先にするのはひとつだけだ。

 

生まれた子供たちをしっかり育て、教育を施し、道から転げ落ちるものをなくすことだ。

 

これから人工知能を使ったものやロボットが普及するとすれば、必要なのは人口ではないと思う。

 

大事なのは、国家を構成する人員の中身、質ではなかろうか。

 

初等中等教育はほぼ当たり前になった。

 

しかし子供が減って大学全入時代となる今でさえすべてが高等教育を受けているわけではない。

 

理由は様々だろう。

 

でも理由をつけて高等教育を受けない選択をするということは、引き付ける魅力がないから、ともいえるかもしれない。

 

大学側に魅力を感じないのだろう。

 

魅力を感じさせない原因が、予算不足による研究費削減で成果が上がっていないことや海外への技術者の流出による質の低下によるのであれば、深刻な問題だ。

 

絶対高等教育が必要だとは思ってはいないが、受けたいと思うものには最高のものが受けられる環境を用意するのは、大人の役目なのではなかろうか。

 

こう書くと、高等教育が受けられる人はいいよね、となる。

 

これでは思考停止だ。

 

そうではなくて、望む人みんなが受けられる社会を作っていかねばならないと意識をもとう。

 

だからといって高等教育までタダでいいかというと、そうは思っていない。

 

現在中等教育である高校の授業料免除が叫ばれているが、何でもタダにすればいいとは思えない。

 

教育に関するお金と機会は平等であるべきとは思うが、タダで受けられる今の教育がうまくいっているかというと、そうではないのは自明だ。

 

だれしもが望む教育を受けるには、進学年齢や内容の自由化と最低ラインの負担、利子のない奨学金の権利(必ず返却する)など今とは違う形を考える必要があるだろう。

 

いま根本から仕組みを変えないと、将来が暗い。

 

先延ばしすればするほど、子供たちはどんどん大人になっていく。

 

このままでは大切な子供たちの未来が守られないし、日本は衰退してしまう。

 

国際情勢が不安定な今、防衛費増強を迫られている。

 

情けないが性善説では済まない世界ではあるので、国を守るためには必要なことだ。

 

それも未来を守るためだ。

 

それ以上に国が子供たちの教育に適切にお金をかけることは、大切だ。

 

政治家さんには無駄を省き、効果的に税金を配分し、未来への投資をしていってほしいと願うぶどうであった。