こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

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頭の体操に書いているブログですが、脳の老化が防げているのか疑問です。

 

ゆっくりボチボチボケ防止に頑張りたいです。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

本日、それ逆では、のお話です。

 

 

終の棲家探しをしているぶどうさんち。

 

希望は戸建てで、小さな庭付きで車が2台置ける平屋が良いと思っている。

 

賃貸がいいか、持ち家がいいかの観点からは考えないことにした。

 

どっちにしろお金がかかるのである。

 

それなら、持ち家にしようと思う。

 

マンションなどの集合住宅と戸建てでは、老後を考えるとどちらが優れているかは人によって違うと思う。

 

それなら、諸事情考え気兼ねなく、きもちよく暮らせそうな戸建てがいいかな、と思う。

 

ところで、家を持つと非常に気になることがある。

 

固定資産税である。

 

固定資産税は、土地と建物にかかる税金で1月1日時点の持ち主に対し自治体から請求されるものだ。

 

ぶどうさんは税金に関して素人なので、これくらいしか知らない。

 

ただ、子供の頃実家の固定資産税が他所よりうんと高いと親が聞きつけ、問題になった。

 

ぶどうさんの実家は庶民の木造平屋建てであり、敷地も田舎の割には小さいのに、なぜに高いのか。

 

全くの謎であった。

 

そして、使った材質などが高いため多くとられているのではとのことで話は終わっていた。

 

子供心に理不尽な固定資産税。

 

一体いくら払っていたのか、よそとどれくらい違ったのか、わからない。

 

父の死後、請求された固定資産税を見て初めて、築50年近くの家に請求される額を知ったのである。

 

ところがその額。

 

夫の実家の半分の土地で家の大きさは変わらないのに、倍の額であった。

 

築50年といえば。上物代は無しのはず。

 

それなのに、倍。

 

意味が分からない。

 

土地代が高い地域ではないし、ましてや再建築不可物件なので評価は低いはずなのに、である。

 

そもそも固定資産税とは、評価額に決まった割合をかけたものである。

 

土地の評価には決まった指針があるようだが上物に対する評価の仕方は、各自治体により違うらしい。

 

一応ガイドラインはあるようだが、それも自治体によってバラバラだし、なにより評価方法が公表されていないのは問題だ。

 

また評価に来た人によって違いが出てくるという、まったくもって不確かな評価方法のようである。

 

家はまったく同じものはないので、多少のずれはあるのだろうが、ほぼブラックボックスではないか。

 

そんなわけで、固定資産税には常々疑問に思っていた。

 

もし戸建てを建てるなら。

 

この謎の固定資産税評価方法で否応なしに請求されるのである。

 

これに対して異を唱える人はいないようだ。

 

なぜなら、なんの論争も起きていないから。

 

しかし世の中やっぱり疑問に思っている人はいるようで、つい最近ネットの中で上物(建物)にかかる固定資産税のことを特集しているものを見つけた。

 

そして、びっくりした。

 

何がびっくりしたかって、世界の流れとは逆向きな税金に、である。

 

基本的に固定資産税は、贅沢な材料を使った場合高く、安いものは低くなるようだ。

 

まあ、資本主義らしく、金持ちからは金をとり、庶民からは取らないという、そんな感じ?

 

突っ込みどころはそこではなく、例えば高性能の窓(省エネ)やメンテナンスのいらない外壁や内壁、屋根の税額(ポイント率)が高いのはおかしいと思う。

 

日本の住宅の性能が低いのは、安い材料を使ってもちが悪いからだし、断熱などが全くできていないせいでもあるのだ。

 

高性能の窓やメンテナンスのいらない屋根や壁の税率が高いのは、時代の流れ的にはおかしい。

 

使い捨て、補修ありきの家の作り方に、疑問しかない。

 

経済を回すためには安い家、エネルギーをバンバン使う家、すぐ壊して建て直す家の方がいいのはわかるけど。

 

国を挙げて、自治体を上げてそれ、やる?

 

そんな中飛び込んできた、「マンション大規模修繕で固定資産税軽減」

 

マンション長寿命化のための大規模修繕を行った場合に固定資産税を軽減するという提案だ。

 

うん、長寿命化のために、大規模修繕を促すためにはいいかもしれない。

 

でも。

 

大規模修繕をするしないに関わらず、15年くらいたったマンションだと、上物の価値は目減りしている。

 

それをさらに減らすのだろうか。

 

マンションは戸建てより耐用年数が長く、上物の価値40年以上はあるので固定資産税は戸建てに比べ高くなりがちではある。

 

別の見方をすれば、建て方、材質の違いもあるが周期的に大規模修繕をするから建物の価値が保たれる、ということでもある。

 

つまり修繕するたびに価値は保たれるか上がるのである。

 

それでも、ミリミリに税額は減る。ある意味その機能は既にしているのである。

 

それより周期的に大規模修繕をしないという選択はないよ、という案の方が建設的ではないだろうか。

 

もっとも、安普請や欠陥、老築化したマンションで大規模修繕をする意味はもはやないものを延命させてはいけない気もするので、これは素人の考えでしかない。

 

戸建の謎の評価方法と言い、今回のマンションの税制調査会の検討といい、頭のいい人の考えは、全然わからない。

 

頭の悪い人間はただ従えばいいってことだろうか。

 

ぼんやりと生きてしまったなあ。

 

そして困ったなあ。

 

家を建てようとするのに、こんなにいろいろと考えなくてはいけないとは。

 

世の中の仕組みや政治や経済、税金のことなど、ちゃんと勉強しないといけないと反省するぶどうであった。