こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

今朝窓を開けたら、暖かく湿った空気のにおいに懐かしさを覚えました。

 

晩秋の、雨の朝のにおいです。

 

いくつこんな時を持ったのかと、不思議な気分になりました。

 

あいにくのお天気ですが、楽しみをひとつ見つけて、お元気にお過ごしください。

 

本日、固まってきた、なお話です。

 

 

ブログネタがなく、今日はお休みしようかしら♪などと考えていたぶどうさん。

 

平日はなるべくアップするように頑張っているので、サボらず頑張れとどこからか声がする(だれ?)

 

ふと見ると、ホーム画面に去年書いた記事のタイトルが表示されている。

 

おお、救いの神。

 

なになに、住宅展示場に行こうかというお話だ。

 

読めばこの頃は、終の棲家の選択についてぼんやりしか考えていなかったようだ。

 

夫婦ともに田舎の戸建てで育ち、結婚後は集合住宅住まいがあまりに長かったので、どちらの利点欠点もわかっているつもりだった。

 

子供がおらず老後の戸建ての管理は難しいからマンション寄りであったのが、住宅展示場で現代の家を見聞きするにつれ、戸建てに魅了されていった。

 

住みたい場所に住みたい家を自由に作る!

 

なんと夢があるのだろう。

 

しかし現実は厳しい。

 

戸建にするには、お金の話だけではない、色んなハードルがあるとわかったのである。

 

一番高いハードルは、ずばり土地。

 

ハザードマップに引っかからず、地盤改良が必要ない、希望のエリアにある小さすぎない土地なんて、どこにもない。

 

出るのを待つしかないのか、永遠にないのかがわからない。

 

こういうのは、ご縁なのだろう。

 

また、戸建てで不安なのが熱効率と防犯面である。

 

とくに熱効率の点は、なんだかんだ言ってマンションが強い。

 

戸建の場合暖かく暮らしたければエアコンだけでは寒いので全館空調や床暖房など設備が必要だ。

 

けれどマンションや集合住宅の場合エアコンのみでも結構暖かいし、電気代が1万円超えることがない。

 

年をとって、ヒートショックの心配がないのは後者かもと思ってしまう。

 

防犯面では、マンションが有利と思われるだろうが、オートロックを破られればひとたまりもない。

 

ある意味どちらも同じだが、戸建てのほうが外部に接している面積が大きいため不利なのは間違いない。

 

また、戸建てが圧勝と思われる音の問題に関しては、どちらも違う性質の悩みがあるらしいことを最近知った。

 

たとえばマンションの場合、上下左右ナナメなどのマンション内の騒音や振動が問題になる。

 

戸建にはない悩みだと思っていたら、戸建ての場合お隣や外部からの音に悩まされるらしい。

 

激近のお隣や道路族、お店の駐車場からの音などだ。

 

中からか外からかの違いだが、悩みの深さは同じだと思われる。

 

戸建の場合は金額が大きいだけにおいそれとは売れないし、こだわって建てた家であればあるほどダメージが大きいだろう。

 

そう考えると、戸建てはかなり不利であり、恐ろしい面がある。

 

それでも今のところは戸建てに軍配を上げている。

 

最も大きな理由は、木で作られた家に住みたいから、である。

 

マンションなどの大きな建物だと鉄骨になる。

 

鉄骨が悪いのかというと、そういうわけではないが、健康に長生きしたいので木の家に住んでみたいな、というだけである。

 

木の家が健康で長生きに貢献するのかというと、そんなデータはない。

 

ないけれど、なんだか毎日気持ちよく暮らせそうだな、と思う。

 

人生は限りがあって、寿命を迎えたら死んでしまう。

 

それなら、その間気持ちよく暮らせた方がいい。

 

ご縁とお金の問題はあるけれど、人生の質が家で上がるなら安いのかもしれない。

 

ということで、軍配は戸建てに上がった。

 

音の問題は、小さすぎる土地を買わない、余裕を持った土地を買うということで・・。甘い?

 

気持ちのいい家にするには、どうしたらいいだろう。

 

土地、環境、家の素材、そして造りを選び、具体化する伴走者を決めることだろうか。

 

そのための勉強と、夫婦ふたりの要望をじっくりと検討することにしたぶどうであった。