こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

室内に入れた観葉植物の成長に差が出てきました。

 

置く場所によって、乾燥具合や日の当たり方が違うせいでしょうか。

 

たまには移動して、元気に育てようと思います。

 

お天気持ち直してきましたね。

 

お元気にお過ごしください。

 

本日、どっちでもいいってことか?のお話です。

 

 

素敵な換気扇を知ったせいで、食のポリシーまで変えようとしているぶどうさん。

 

といえば大げさなのだけれど、要は巷で言われるガスかIHか論争である。

 

体に取り込む食物の調理は、火を使ったものがいい。

 

だから絶対ガス!と決め、終の棲家はガスを選択することにしていた。

 

IHは、噂で聞いた電磁波問題が頭をよぎり、絶対に安全とは言い切れないから却下である。

 

・・・でも換気扇はIH専用である。

 

その素敵な換気扇にすれば、椅子に上ってシロッコファンを外し、まわりを掃除するのから解放される。

 

老後に手痛いケガをする危険性を回避できるのである。

 

換気扇がいくら良くても予算の関係で却下されるかもしれないが、未来への投資と思えば・・・ってことで前向きに考えている。

 

先述のIHの「電磁波問題」に関しては諸説あって、どれが本当なのか全然わからない。

 

IHは怖いからラジエントヒーターにしたという人を見かけるものの、どう怖いのかわからない。

 

安全だという話に関しては、ある特定の団体が出している情報を元に、国内メーカーが「問題ありませんよ」というアナウンスをしているのはみた。

 

IHが問題なら電動歯ブラシやシェーバーのほうがよっぽど影響があるとか、ないとか。

 

ここで問題なのは、特定の団体の情報を元にメーカーが大丈夫ですよといっている点だ。

 

特定の団体の資料の真偽がわからないのに、それが基準となっていて、大丈夫となっているような?

 

アホのぶどうさんはどう解釈したらいいかわからない。

 

メーカーが独自に工夫してデータをとってくれたらいいけれど、そうなると壮大な人体実験になりやしないか???と、懸念が出てくる。

 

そもそも危険なものと認識しながら販売しているなら消費者への背信行為である。

 

おそらく20年前くらいから今も普通に売られているということは、健康被害等の事実はないとなっているのだろう。

 

IH調理器が世に出て何年になるのか、調べてみたが正確にはわからなかった。

 

少なくとも2000年前半には出ていたと思われる。

 

実はぶどうさんの実家では、早い段階でIHを採用していた。

 

老後に備えてのリフォームで、ガスコンロからIHに交換したのである。

 

理由ははっきりとは聞かなかったが、おそらく火事や事故を懸念してのことだろう。

 

それというのも過去に、ガスコンロによる着衣着火で大やけどを負い死亡した事例が多発した時期があったからだ。

 

料理好きで新しもの好きの母のこと、大喜びであった。

 

なにより喜んだのが、揚げ物の簡単さである。

 

設定温度にすれば、すいすいと揚げ物ができるし、うっかりミスで発火の危険性が回避できる。

 

また油跳ねの掃除が楽々。

 

料理を手伝いながら、IHは便利だなあと思ったものだ。

 

その数年後に母は認知症になり、家事がおぼつかなくなってしまった。

 

ある日実家に久しぶりに帰ると、なぜかIHコンロが変わっていた。

 

そんなに古かったわけでもない。

 

なぜ交換したんだろうといぶかしく思い、父に聞いたところ

 

「麦茶を強火にかけたままにして沸騰させてしまい、噴きこぼれてショートした。危うく火事になるところだった。」

 

というではないか。

 

グリル付きのIHだったためか、古いタイプだったためか、隙間が空いていてそこに水分が入り込んだのだろう。

 

それであえなく壊れ、交換。

 

IHの故障原因が、まさかの噴きこぼれとは。

 

そしてそれで火事になる可能性もあったとは・・・。


発見が早くてよかったと思うと同時に、老人宅のIHのデメリットを痛感したのである。

 

その後父はやかんでお湯を沸かすこと自体をやめるため、電気ポットにした。

 

同時に父はやかんでお湯を沸かすこと、麦茶を煮だす事を母に禁じたが・・。

 

悲しいかな、80年近くの習い性が変わることはなく、たまに思い出したようにやかんに水を入れお茶を出すためのお湯を沸かしていた。

 

しばらくして父が慌てて台所の様子を見に来た姿が思い出される。

 

母はIHの使い方はなぜか覚えていたようである。

 

いつも火力Maxで調整することなく使うので、非常に危なっかしかった。

 

IHは使っている火力が見えないし、レベル表示は認知症の人にはわかりにくいのである。

 

認知症になっても日常生活ができることはよかったが、そして着衣着火ややけどの危険性はなかったが、引き起こされるなんらかのトラブルが付きまとっていた。


つまり、老人にIHが絶対的に安全かというと、そうとは言い切れないのである。

 

かといって、ガスよりも直接的なケガや火事の危険性は少ないかもしれないのだが・・・。

 

物は使いよう、か。

 

どっちを採用するにしても絶対大丈夫なんてことはないのである。

 

それなら、素敵な換気扇を導入したいって気持ちを優先するほうがいいのかも。

 

ガスコンロの場合はガス工事が必要だし、IHの場合は200Vの電圧工事が必要らしい。

 

途中で換えるとして、ガスからIHだと電圧工事&ガス撤去が必要だし、IHからガスへだとガス工事がいる。

 

なんだか無駄なので、やっぱりどっちか一方と決めたほうがよさそうだ。

 

ガスだと、今まで通りの生活スタイルが続く。換気扇掃除めんどくさいまま。

 

一方IHにすると毎朝海苔を焙って銅製の卵焼き器を使っているのだが、これは使えなくなる。

 

いずれにせよ、何の根拠もない危険or安全アピールをどう解釈するかで決めよう。

 

さてぶどうさんち、ガスとIHどっちにするかな。