こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
冬支度のためベランダの観葉植物を室内に入れました。
室内と違い、大きくなるものですねえ。
部屋の一角がジャングルになりました。
のどかな秋の日をお元気にお過ごしください。
本日「歯」のお話です。
突然の歯痛に襲われたぶどうさん。
先日メンテナンスに行ったばかりなのに、歯が痛い。
虫歯ではないとしたら、なんだろう。
痛いからと言って、すぐに歯医者に行こうとは思わなかった。
なぜなら、さしたる原因がなく歯が痛くなり痛みがひいた、ということが何度かあったから。
ここは様子を見よう。
この判断がよろしくなかった。
歯は時間とともにどんどん痛み、食べ物がうまく噛めず、その夜は一睡もできなかった。
ああ、なぜに歯医者さんに電話しなかったのだろうと後悔するも時すでに遅し。
朝になったら電話しようと、歯医者のカードを見たところ、その日は午前中のみ。
とても急患を見る時間はなさそう・・・というので、翌日の急患枠で伺うことにした。
歯の痛みの原因は、寝姿勢が悪かったためのかみ合わせにあったようで、虫歯ではなかったらしい。
それはよかったのだが、その歯が痛んだことで、とうとう10年以上大事に抱えてきた隣の歯を抜歯することになった。
歯を失うことに抵抗してなんとか永らえさせてきた歯であったが、その歯を守るために痛んだ方の歯に大きな負担がかかっていたらしい。
隣同士の歯は、2本とも神経がない。
どちらもだいぶ昔に治療しては虫歯になりを繰り返した歯。
昔の田舎の歯科治療にありがちで、結構安易に神経を抜いたんだと思う。
今どきは、よっぽどひどい状態でないと神経を抜くことはないように思う。
こう言い切るのは、10年以上前にひどい歯痛で行った歯医者で簡単に神経をとられてしまったから。
しかも、悪いのはその歯ではなく別の歯であり、きちんと根幹治療がなされてなく、別の歯医者でやりなおしたというおまけつき。
ひどい歯医者だった。
その後に出会った歯医者さんがとてもよかったので、それ以降歯医者さん選びと歯のメンテナンスは真剣に行うようにしている。
話は戻るが、現在お世話になっている歯医者さんとの話し合いにより、抜歯をすることにした。
神経のないもう一つの歯までダメになっては歯をさらに失うことになってしまう。
これでは2本も歯がなくなってしまう。
そう考えた末の結論だ。
抜歯した後、じゃあどうするかというと、まだ決め切れていない。
選択肢は部分入れ歯かインプラントしかないらしい。
抜歯してすぐに決めなければいけないわけではなく、歯茎が落ち着いてから決めて良さそうなのでもう少し考えることにする。
なにしろ、入れ歯は入れ歯の、インプラントはインプラントの、不都合があるからだ。
それに、インプラントは、高い。
自費診療だからだ。
1本だけで済めばいいが、今後2本3本となると、結構な金額になる。
年をとると、こういうところにお金が必要になってくるのかとぼうぜんとした。
そこでふと、巷で言われている8020運動を思い出した。
(8020:80歳のとき20本自分の歯を残して自分の歯で食べましょうな運動)
人間の永久歯は28本~32本だ。
親知らずが生えない人もいるらしいので28本あればいいということにしよう。
だとすれば失っていいのは8本のみ、8本までよ、となる。
8本。
たとえば1本30万だったら、240万。
8本で済めばいいけど、それ以上になると、どうなるんだろう・・・。
しかも夫もインプラント予定がある。(入れ歯にはできないらしい)
いやいや、いったいいくらお金が必要なんだろう。
老後資金が2000万は必要というけど、多分そこにインプラント代とか入っていない。
再生医療なんかまだまだ先のことだろうし、それもそこそこのお値段だろう。
年をとったら、やっぱりお金は大事で必要らしい。
そうでないと、ここぞということろでお金をつかえなくなってしまう。
歯は、大事だ。
自分の口からご飯を食べることは、本当に大切なことだ。
歯を粗末にしてしまった愚かな自分を反省しつつ、それをカバーする技術を取り入れてしっかり生きねば。
老人施設でも歯科診療には力を入れているようだ。
毎月母の施設から送付される請求書をみると、歯医者さんの訪問診療費があり、正直一番高い。(デンタル用品もそこで購入しているため)
一緒に入っている歯科報告書を見ながら、母がどんな様子なのか、健康状態なども簡単にチェックできるところはありがたい。
歯を保つことは、それほど大切なことなのだろう。
これをみると、自分もそうしようという気持ちになる。
もし後戻りできるとして何歳に戻りたいですか?と質問されたら。
歯がきれいだった、せめて中学か高校生くらいまで戻りたい。
そんな理由で戻りたい人なんて・・・いるのかしらと思うぶどうであった。