こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
肌寒いを通り越し、秋の気温になりました。
寝具を変えたほうがよさそうです。
心地よい眠りでお健やかにお過ごしください。
本日リセットのお話です。
9月の2回目のピアノレッスンが、来週に迫ってきた。
月に2回行くので、だいたい2週間に1度のペースだ。
発表会が終わり第二シーズン幕開けの1回目に、とんだ失態をしでかしてしまった。
第二シーズンは、平均律をすることが決まっていた。
発表会前のレッスンの時、バッハの平均律1巻1番を弾いてくるようにと言われていたので、素直に弾いていったのだが。
前奏曲だけ弾いて、ハイ終わり、とお師匠の方に向き直ったらすぐさまツッコミがあった。
「フーガは?」
あ?え?えええ?
「1番を弾いてくるように、というのはね、前奏曲とフーガはセットなのよ!」と仰る。
「フーガを弾くときは、必ず前奏曲から始めるのよ。だから、フーガが終わるまでずっと弾くの!」
ああ。ああ。ああああああ。そうなんだあ・・・・。
知らなかった。
以前ならっていた先生は、前奏曲がおわったらフーガという進め方だったので、てっきりそうだと思っていた。
事前に確認すべきであった。
そういえば第一シーズンのレッスンで、フランス組曲の5番を弾くとき、必ずアルマンドから始めたのは、そういうことだったのか。
知らなかった・・・。(2回目)
気づけよ、自分。
とはいえ、知っていたとしてもフーガまで手が回らなかったので、仕方がない。
なにしろ発表会後は、シューマン先生の「きまぐれ」で手いっぱいだったのだから。
これまた、大変だったのよ!今も大変だけど。
平均律は昔、簡単なものから虫食い状に履修しており、1番も以前弾いていた。
前奏曲を弾きこなせはしないが普通に音符を読みながら弾けるから、レッスンに間に合わせで適当にやっていったというのが本音だ。
一方フーガは4声で、1回弾いているものの、今となってはすぐには弾けそうにない。
前奏曲は1回ではおわらないだろうから、来月に間に合えばいいかと踏んでいたのだ。
大誤算であった。
というので、来週までにフーガを一通り弾かなければならなくなった。
1回しているので、たぶん大丈夫だろうとタカをくくっていたのだが。
全然弾けない。
声部バラバラに弾くのは、OK。
片手ずつも、OK。
両手となると、頭がバラバラになって、全然進まない。
おまけに指が回らないし、はまらない。
ランダム(組み合わせ)は、もう面倒くさすぎて、できない。時間がないんだよう!
というので、苦戦中。
考えた挙句、とにかく弾ければいいんだ!というので、とうとう最終兵器を投入することを決意した。
コピーした楽譜に色とりどりのペンで塗りたくり、書き込みだらけにした。
でもできない。
レッスン日はどんどん近づくが進歩していない。
ハノンはいい加減、ツェルニーはレッスンのものだけ、きまぐれはきまぐれに弾き、平均律ばかりに時間をかけている。
どうやらピアノをやめていた間に、バッハはリセットしたらしい。
おそろしい・・・。
再履修とタカをくくっていたが、バッハは恐ろしいものだと初めて知った。
しかし、出来ないままレッスンに行くわけにはいかない。
なんとか一通り弾けるようにならねば。
そして、再履修だから一応弾けますよと、涼しい顔をしなければ(何のために?)
でもそのためには、楽譜を何とかせねば。
あの色とりどり、線弾きまくりのコピー譜でレッスンに行ったら、できなかったことが一発でバレてしまう。
元の楽譜に暗号でも書き込むか?
変なところで見栄っ張りである。
弾けないことでバレバレなのに、変な証拠隠滅工作をしようとしているぶどうであった。