こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
台風のあと、一気に秋がやってきました。
お出かけのときは羽織物を忍ばせてくださいね。
風邪を召されませんように。
本日まちづくりのお話です。
大きな台風が西の国にやってきた。
雨風が強かったが幸い事なきを得、安堵した。
被害に遭われた方々へ。お見舞い申し上げます。
一夜明けてもなお風は強く雨もかなり降り、2日経ってやっと晴れ間が見えた。
2日にわけて片付けをした後、今日買い物のためはじめて外出した。
道路は風で飛ばされたり折られたりした枝や葉が沢山落ちて散らばっていた。
改めて通常の台風より勢いが強かったのだと感じた。
西の国や南の国は、毎年台風襲来で大騒ぎになる。
今回の台風は勢力が強く範囲が非常に広い上に速度が遅かった。
雨も風もつよく、長時間にわたり危険な状態が続いた。
現代の気象予報では台風の進路は確実には読めず、速度が変わるので、いつ、どこにある、というのがはっきりしない。
けれど風雨が強くなってから準備していては、作業が遅れる。
だからいつも雨が降る前に、早め早めに対策をとらねばならない。
空振りに終わることもあるが、やった後悔よりやらなかった後悔のほうが大きいので、台風が来るかもしれないとなると、とにかくベランダを片付けた。
ベランダのものが何かを破壊したり、飛んで行って迷惑をかけてはならないからだ。
あとは、水や非常用電灯の用意をした。
食料はあまり心配しておらず、家にあるものでしぐことにして買い出しはしなかった。
幸い停電は一瞬のみ、ガスは止まらず、水は蛇口から出たのでありがたかった。
この頃は台風であまり停電をしなくなった。
昔は当たり前のように停電していたので、技術の進歩によるものだろうか?
(一部地域では停電があったようです。復旧されていることをお祈りします)
とにかく電気が通じて、お水がでれば、何とかなると希望が持てる。
どちらかがダメとなると、ダメージが大きい。
それほど大切なものだ。
でも、やっぱり停電は起こるし、集合住宅などではセットで水が出ないということも起きる。
停電の原因は、素人のぶどうさんにはわからない。
昔は電線が切れた、ということが多かった。ほかの原因もあるだろう。
ところで、いつも気になっていることがある。
ぶどうさんの住む地域はとても田舎でだ。
初めてこの町に来た時、ものすごくびっくりしたことがある。
電柱と電線がやたらめったらあったこと。
今どき?!
と、呆れさえした。
今、この町では廃屋が目立つ一方プチ建築ラッシュである。
それはいいことなのだろうが、そのために、さらに電柱と電線が増えた。
町中電線がぶらんぶらん。
この風景を異常と思わないのだろうか。
台風の時に心配にならないのだろうか。
電線だけでなく、電柱が倒れることだって起こるだろう。
常々そう感じていたが、この台風で一瞬停電したときに、電線は大丈夫かと疑った。
また、この町では戸建ての近くに電柱がデンとそびえたっている。
老朽化した電柱が倒れなくてよかった。
電柱の地中化が進んだ町もあろうが、ぶどうさんの住む田舎町では1か所しか地中化していない。
見た目や安全性を考えると、電柱に電線ぶらぶらは21世紀にはふさわしくない気がする。
まちづくりには、行政や司法がからんだ上で計画性とお金が必要だ。
好き放題に土地を売ったり買ったり家を建てたりできる現状では、無計画な町しかできず、不便で災害に弱い町になる。
毎年必ず台風がやってくる日本。
台風だけでなく、大雨、地震、火山の噴火など災害大国でもある。
今回強く強く思ったことは、災害に強いまちづくりをすぐさますすめなければならないということ。
法整備をしっかりとして、土地の売買を含めて見直しをすべしと言いたい。
みんなが安心して暮らせる家を、町を、国をつくるために台風の脅威を覚えている今から始めてほしいと願うぶどうであった。