引っ越し | たをやかなるみち

たをやかなるみち

豊かに美しく生きる大人の女性へのみちのり

 

こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

9月10日過ぎてまだ暑いですね。

 

体調に気を付けて、お元気にお過ごしくださいませ。

 

 

本日引っ越しのお話です。

 

 

ご近所で立て続けに引っ越しがあったらしい。

 

らしい、というのは、知らないうちに始まって終わっていたから。

 

集合住宅の場合、引っ越しの時間帯にエレベーターや出入口を使うと気が付きやすいのだが、家に引きこもっていると知らないままだ。

 

今の集合住宅では、お互いに顔を知っている人は多いのだけれど、そんなに密にお付き合いしていない。

 

出会ったけれど、そのままお別れした形となった。

 

集合住宅って、こういものなのだろうか。

 

ある意味気楽。ある意味、無関心で不気味?

 

自分達が出ていく時も、こういう感じなのだろうか。

 

ぶどうさん、数えてみれば生まれてから今まで、結構な回数の引っ越しをしている。

 

50半ばで10回くらい。

 

あ?普通?

 

平均5年に1度くらいになるのか。

 

結婚してからは、夫の転勤について回って引っ越ししている。

 

引っ越しは費用を抑えるため、大物以外は自力で箱詰め荷解きをした。

 

引っ越しのたび、人間は増えないのに荷物はどんどん増えていった。

 

これではまずいと荷物を減らすも、新しい場所ではもっていった古いものが通用せず、新しいものを購入することになり。

 

結果また増えるという悪循環。

 

引っ越しはモノを減らすチャンスなんて言うけれど、そこで意識を変えておかない限り、結果は減るどころか増えることになる。

 

そんな経験を積んで、今50半ば。

 

終の棲家探しを始めたので、いよいよ本腰を入れなければいけない。

 

そういえば、つい最近引っ越した人が、夫にこんなことを言っていたらしい。

 

家具家財など、売れるものはリサイクルショップにできるだけ売って、引っ越し荷物を減らしている、と。

 

賢いやり方だ。

 

新しいところに古いものを持って行って・・・・引っ越しの度自分の首を絞めていたぶどうさん。

 

売れるものは・・・のその言葉をもう一度かみしめながら家の中を見わたした。

 

古い婚礼家具、食器棚、テーブル、こたつ、本棚。

 

どれも30年近く経つ、古い代物。

 

売れそうにない。

 

今すぐ手放すことも、考えられない。

 

なくなったらなくなったで、不便で困る。

 

でも終の棲家には、多分持って行けそうにはない。

 

なぜなら、終の棲家に家具を置いたが最後、絶対に自力で動かせないから。

 

やっぱりお別れの時は来そう。

 

早いか、遅いかの違いかも。

 

覚悟はしとかねば。

 

終の棲家への引っ越しの時、どのくらいの大きさのトラックを呼ぶことになるのだろう。

 

家具類を減らし、大量のものをどこまでへらすことができるだろう。

 

それでもトランク一つで引っ越すことはできそうにない。

 

(ピアノもあるしね)

 

まだまだ煩悩だらけのぶどうであった。