こんにちは。
ぶどうさんです。
29日ですね。
肉の日ではなく、福の日と呼びたいこの日。
素敵なことが起こるといいですね!
1週間お元気にお過ごしください。
本日0.75から、のお話です。
いよいよ9月が見えてきたこの頃。
来月は、とうとうピアノの発表会がある。
半年同じ曲(シューマンの飛翔)を弾き続け、いよいよ本番。
そしてゴール!
・・・・と思いたいところだが、果たして結果や如何に。
冷静に考えると、コンクールや講評付きの会ではないので、そんなに気負うことはない。
通っているピアノ教室の、発表会ごときなのだから。
と、普通の人ならそう考えることだろう。
でもそんな考えだと、真剣にはなれない。
だから、ここは全力投球である!と、鼻息荒く頑張ってみた。
なんとかかんとか大の苦手の暗譜はできた。
たまに忘れて冷や汗&悶絶するけれど。
今月初めにはサークルの弾きあい会があり、リハーサルを兼ねて暗譜で臨んだ。
ピアノの前に座りいざ弾かんとして、しょっぱなから忘れて楽譜をみるという大失敗をした。
曲の途中で忘れてしまう心配ばかりしていたら、なんと、弾き始めが分からなくなってしまったのだ。
こういう失敗は初めてで、想定外だったが良い勉強になった。
ああ・・・おバカ。
その失敗経験を糧にして、その後練習し直した。
もう弾き始めを忘れることはないだろう。だぶん。
8月も終盤となり、いよいよ最終段階に達してきた時、YouTubeで他の方の演奏を聴いてみることにした。
曲が決まったばかりの頃、どれくらいの速さで仕上げるのか、ちょっと困ったのを思い出したからだ。
その時は、3月時点で弾けている速度が0.5、脳内演奏が0.75、最終目標が0.9という速さ(音楽の速度ではなく、Youtubeの再生速度)かなあ、と言っていた。
半年前よりはずっと速く弾けているだろうし、目標値0.75は達成しているはずだと予想してもいた。
ところが。
なんと、0.75の域を出ていなかった。
あれ?あれれ?あれれれれ?
さっぱり理解できない。
速く弾けてると思っていたのに。
なぜだろうと考えるに、一つ思い当たることがあった。
発表会の曲の飛翔は、自宅のアップライトで普通にバンバン弾くことができない。
仕方ないので消音装置を使うしかないのだが、そうなると打鍵音がうるさい。
よって、夜に弾くことは禁じられている。(一応スーパーインシュレーターとゴム板は履いている)
今月に入ってから、消音装置を使ってさえ普通の速度での練習は、夕方までになった。
でも夜も練習したい。
というので、床に響かないよう相当ゆっくり、ソフトに練習をするようになったのだ。
だんだんゆっくりが当たり前になってしまい、それが仇になったのだろうか。
普通に弾くとミスが目立つようにもなってきた(なんで?)
忙しくて速い曲が向かないのはわかっていたが、のんびりモードでないとパニックになってしまっているところもあるようだ。
うーん。
残すところ1週間くらい。
今から速度を上げるのは…危険な気がする。
オバチャンの演奏なんてあんまり期待されてないだろうし、ここは「美しく丁寧に」を目標に切り替えたほうがいいのだろうか。
半年もあったのに、半年の間何をしていたんだろうと、ちょっとがっくり。
それでも最後の追い込みを頑張ろうと決めている、あきらめの悪い昭和のおばさんマダムであった。