こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
晴れ続きですね。
たまったお洗濯ものをせっせと洗っています。
大物が片付いていくのは気持ちいいですね。
ついでに窓を開けて、おうちを乾燥させています。
心も晴れ晴れ、お元気にお過ごしくださいませ。
本日、家具、のお話です。
新しめの集合住宅に住むぶどうさん。
今どきのお約束で一応作り付けのクローゼットはある。
けれど、本来の用途として使っているのは、一カ所のみ。
玄関にクローゼットがないので、一度外で着た服などはそこにかけている。
きれいに洗ったものは、婚礼家具の箪笥に入れている。
婚礼ダンス?そんなの持ってるの?と驚かれるかもしれない。
今となっては、婚礼家具なんて死語に近い。
なぜなら、最近の賃貸にはクローゼットがあるから。
若い人は多分持っていないだろう。置くところに困るし。
昔~30年前くらいは収納といえば押し入れのみだったので、洋服類をしまうにはそれなりの道具や入れ物を別に持っていた。
婚礼ダンス以外だと突っ張り棒、プラケース、ファンシーケース・・・・
それらがないと、片付かなかった。
ぶどうさんは婚礼家具が当たり前として結婚した、最後の世代かもしれない。
それというのも、ぶどうさんより少し後に結婚した人たちはあえて買っていない人が多かったからだ。
賢いねえ‥と思う。
婚礼ダンスがあったことで助かったのは本当だ。
古い、団地みたいな賃貸にずっと住んでいたので、箪笥はありがたかった。
でもこのメリットよりは、デメリットの方が多かった。
引っ越しが多かったからだ。
引っ越しの度大きくて重い家具を運ぶことになり、置く場所に困り、最終的には一部屋潰す厄介者となった。
おまけに家具は傷だらけ。
そして今も、納戸部屋に二手に分れてそびえたっている。(間取りの問題で)
そのタンスは、とても重い。
今でも自分たちの手で持てないくらい重い。
一度設置したら最後、引っ越しまでは動かせない。
大きくて重いだけに地震が怖い。
そんなものを、いつまで維持できるんだろうかと、この頃思う。
年をとったら、本当に困るのではないだろうかとも思う。
次の引っ越しの時には、何らかの形で処分したほうがいいかもしれない。
そして終の棲家には・・家具を置かないようにしよう。
そう決めたのだが。
終の棲家の土地が一向に見つかりそうもなく、かつ、のんびり探すことにした今。
ちょっとその決心が揺らいでいる。
我が家には確かに、そびえたつ婚礼家具類がありはする。
あるのはあるが、一方でリビングに棚類が一切なく、非常に不便をしているのである。
せめて、オープン棚か、少し見栄えのいいキャビネットがあればと常に思っている。
安物の家具だと、さらにチープに見えてしまいそうな、ぶどうさんちのリビング。
キャビネットだけは、ちょっと奮発する?
と思うも、いずれ見つける終の棲家の色味とコンセプトと全然合わないものを大金出して買って後悔したくないし、引っ越し荷物が増えるだけである。
外国の人は、家具は一生どころか代々使うものだからいいものを買うらしい。
でも昨今の住宅事情と、家具を家に持ち込んだ場合の維持にかかる手間を考えると、上等の家具を買うよりは、作り付けか小ぶりで簡易なものがいいような気がする。
ただねえ。
この年になってまでチープなものを家に入れるのは、心が枯れそうな気もする。
終の棲家には、家具は置かない!なんて決めておきながら、今更新しい家具を買おうかなんて思っているぶどうさん。
父の買ってくれた婚礼家具とおさらばできてないうえ、また荷物が増えそうな、トホホな予感。
どこかで帳尻を合わせなくちゃ?
と、聖域として手を付けていない、台所にあふれかえるキッチングッズをぼんやり眺めるぶどうであった。