こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

明日は昭和の日です。

 

連休が始まる方もいらっしゃることでしょう。

 

素敵なお休みになりますように。

 

本日築年数のお話です。

 

 

終の住処探しをしているぶどうさんち。

 

今月も2つほどおうちを見てきた。

 

一つは新築のおうち、もう一つは、住んで10年弱のおうちである。

 

施主様やメーカーのかたに感謝である。

 

新築のおうちに関しては、言うことはない。素敵なおうちだった。

 

10年弱のおうちは、年月を経た実態を見ることができた。

 

それぞれによかった。

 

気になるところが色々とあって質問攻めしたせいか、見学予定時間枠いっぱいになったため、担当のかたとのお話は少しだけになった。

 

場所、広さ、お値段など改めて希望を確認してもらったところ、なかなか希望の土地は見つかりそうにないとのこと。

 

そりゃそうだ。そんなところあれば、一目散で誰かが買っているだろうし。

 

それを承知で相談していたのだが、どうやら本当に難しそうであった。

 

がっかりしたが、時間をかけて見つけようと思っていたので気持ちを切り替えることにした。

 

すると、言いにくそうに、こんなことを言われてしまった。

 

ぶどうさんちみたいに土地を探されて何年にもなる方の中には、中古住宅を検討なさる方もいらっしゃいますと。

 

好きなようにリノベーションして、満足なさってますよと。

 

たしかに。

 

サラの土地がなければ、希望の土地にある中古を視野に入れるのはアリだ。

 

ただ、どのくらいの築年数なのか、という問題が残る。

 

いくらリノベーションしたとか、耐震強化したと言っても、確実に年数は経っている。

 

築10年とかの築浅のものならさほど古さはないかもしれないが、築20年とか30年だと、どうなるだろう。

 

たとえば、今50台半ばのぶどうさんが、100まで生きるとしたら、45年ほど住めないと困る。

 

築10年→45年後→築55年

築20年→45年後→築65年

築30年→45年後→築75年

築40年→45年後→築85年 ←ここ

 

こう書きだすとわかりやすいが、築85年とか、ありえない。

築65年でも、どうかと思う。

 

そもそも40年前の建物で、トータル85年もの歳月に耐えられるものがどれくらいあるのだろうか。

 

今、いわゆる古民家と言われているもの(といっても、それさえ色々あろうが)のように、よい材料を使ったものがあるのだろうか。

 

中にはとても贅沢なつくりや材料のものもあるだろうけれど、それを見極める目はぶどうさんたちにはない。

 

よって中古リノベーションするにしても、築10~20年以内のものでないと、老後まで住めない家を買ってしまうことになるのではないかと不安になった。

 

築10~20年なら、2000年代に入ってからのものだ。

 

少なくとも耐震性能は満たしているだろう。

 

ただ、築浅になるほど高い。

 

さらに今に比べて断熱性能などが低いだろうし、築年数的に外壁工事や機器類の入れ替えの必要性も考え合わせると、中古を買うメリットがさらに減る。

 

最大のメリットは「希望の土地の家」を買えるということで、金銭的なメリットはかなり圧縮される。

 

しかも、その家が本当に終の住処にならず、また買い替えやリフォーム工事が必要となれば、何をしているかわからなくなる。

 

そう考えると、中古リノベーションって、終の住処の対象として考えていいのかどうかわからなくなった。

 

やっぱり。

 

新築かな。

 

それとも。

 

思いっきり舵をきって、古民家リノベーション?!

 

古民家風、好きだし。築100年って振り切れ過ぎだし。

 

と、まとまりのない妄想暴走状態に陥った。

 

中古リノベーションは、夢があると思う。

 

若い人で、また家を買い替える余裕のある人なら、良いと思う。

 

けれど、終の住処として何歳まで家で暮らすのかと考えると、なかなかのハードルであることがわかった。

 

一旦答えは保留することにして、もうしばらく土地と、自身の気持ちとの折り合い点を見つけようと思うぶどうであった。