こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
今朝も冷え込みました。
おかげで散り始めはしましたが、桜がきれいに残っています。
桜の花冠を付けた山々がとても美しいです。
入学式が近い方も多いのでは。
おめでとうございます。
素敵な門出になりますように。
本日弾きあい会のお話です。
感染症の拡大で延び延びになっていた弾きあい会が先日行われた。
集まったのはお師匠含めて5名のみ。
例年新年あけのため、スケジュールが合わなかったのか少ない人数であった。
ぶどうさんは3回目の参加である。
最初の年はただの聴衆であり、ソロで弾く曲はないため簡単な連弾に参加した。
それでちょっぴりピアノに戻る気持ちが起き、次の年はへたっぴながらソロの曲と課題曲を弾かせてもらった。
今回はレッスンを始めて半年での参加で、やっとピアノ学習者となりみなさんと同じ資格を得た気持ちになった。
課題曲とソロの曲は、新年に向けて練習したものをそのまま弾くことにした。
課題曲といっても、難しいものではなくてバイエルやブルグミュラー25の練習曲、ソナチネアルバムから好きな曲を2曲弾くというもの。
バイエルもブルグミュラーもソナチネアルバムも・・・とっくの昔に捨ててしまったぶどうさん。
こういうときだけ、思い切りがいいのである。
そんな自分を恨めしく思いながら、買い直しも考えはしたが、去年同様ネットでプリントアウトすることにした。
選んだのは、ブルグミュラー2曲。
子供の頃弾いたとはいえ、なかなか難しい。
ついでのソロも、ブルグミュラー18の練習曲から選曲した。
せっかくなので、一人ブルグミュラー祭りをすることにしたのだ。
通常レッスンの曲のほかに3曲練習するのは、なかなかに大変である。
他人様の前で弾くのだから入念に用意しなくてはと、少々プレッシャーも感じていた。
完璧には弾けないので、弾きあい会前のレッスンでお師匠さんにそのことを相談すると、意外な答えが返ってきた。
「大丈夫大丈夫、ただのお遊びだもの」
?!
お遊び?
そう、この弾きあい会は、ホールを借りるとかそういったものではなく、お師匠さんのご自宅を開放して、2台のグランドでピアノを楽しむ会なのだ。
そういわれて、ちょっと肩の荷が下りたが、いい加減にするわけにはいかない。
その日まで練習は重ねた。
なにしろみなさん、ぶどうさんよりずっとずっとお上手なのだ。
もたついては申し訳ない。
当日、しかし、蓋を開けてびっくり。
7,8名は集まろうかと思っていたら。4名の参加にとどまった。
はじめましての方もいらっしゃったが、後は顔見知りだ。
アットホームな雰囲気で、緊張は少しほぐれた。
人数が少ないので、1曲に時間をとることができ、課題曲に上手な人が伴奏を入れて連弾ふうになり、面白い展開になった。
自分の番では非常に緊張したものの、みんながかわりばんこで弾くスタイルなので場の力をかりることができ、なんとか弾くことができた。
通常のレッスンでのお師匠さんや、家での練習のとき夫にそばに寄られるだけで緊張してしまうのに、不思議にもピアノが弾けてしまったのである。
楽しく、素直に弾けたことにおどろいてしまった。
場の力って、あるのかもしれない。
来月は、発表会形式の、弾きあい会もある。
まだ募集はかかっていないが、秋の発表会の前練習ということで出てみようかと思う。
まだ発表会の曲が全然弾けてないので、違う曲になるかなあと思ったり。
みんなが演奏者であり、聴衆である弾きあい会。
ここでも場の力を借りて、場数をふんで秋の本番目指してステップアップしていこう。
変なところで引っ込み思案で、人前の演奏が大嫌いなぶどうさん。
人前で弾くことで、成長していくことを教えてくださったみなさま、ありがとうございます。
ぶどう、チャレンジいたします。
ありがとうございます。