こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
今日は立春ですね。
なにやら眠いのは春だからでしょうか。
明日は土曜日。お休みの方は多いでしょうね。
素敵な週末をお過ごしください。
本日干しイカと干し柿のお話です。
経過観察のため定期的に通院しているぶどうさん。
詳しい病名は言わないが、近年増えて問題になっている慢性腎臓病である。
診断がついてから予後不良といわれ、20年。
決して安定していたわけではないが、ありがたいことに今でも普通の生活ができていることに感謝しかない。
転勤で引っ越しのため病院に行かなかった時期があり、今思えばよくなかったと反省している。
通院は面倒だが、自分の体を知るための大事なことであり、自分だけでなく家族や社会を守ってくれるものなので、さぼらずに行きたいものである。
これを読んで身に覚えのある方。
ちゃんと病院に行きましょう!(言えた義理じゃないけれど)
基本病院は大嫌いなのでほぼ行かないが、持病は別だ。
抜けた時期はあったものの、定期的なチェックのおかげでこうしていられるのだと思う。
通院しているのは腎臓内科で、大きな病院なので患者さんが多い。
血液検査だけで45人待ちという、混雑ぶり。
事前にする検査結果を待つ間、外来待合でぼんやり時間を過ごすのはいつものことだ。
予約時間には呼ばれないのが当たり前だが、その日はいつも以上に待たされた。
やっと順番が回ってきて診察室前まで行ったところ、前の順番の人が再び診察室に舞い戻り、なにやら話を始めた。
70台と思われる男性で、ひとしきり確認作業をしたのち去っていった。
病院の患者さんはご老人が多く、家族が付き添っているケースがほとんどだが、その方はおひとり。
きっと理解し損ねたことがあるのだろう。
年をとったら夫以外頼りになる付き添いのいない自分もこうなるんだろうか。
そしてお医者さんって大変だなあと思いながら診察室に入り、検査結果を聞いた。
調子はどうですか、なにか変わったことなどありましたか?から始まり、報告の上がってきた数値を以前の数値と見比べながら丁寧に説明くださった。
最後は次回予約日時・・なのだが、お医者さんは突然机の引き出しからなにやら取り出しながらこう言った。
「昨年の10月に干しイカが出たのご存じですか」
この状況で干しイカが出る理由はわからなかったが、干しイカは食べてはいけないのだろうか??と、少々外れているぶどうさんは戸惑った。
が、お医者さんが手にしているリーフレットを素早くのぞき、干しイカの正体を見破ることができた。
干しイカと聞こえたのは、フォシーガ。
近年慢性腎臓病に承認されたお薬の名前であった。
ああ、そういうこと・・・。
干しイカと聞き返さなくてよかった。とんだ恥をかくところであった。
そして、そのお薬の説明がなされた。
待ち時間が長かったのも、あの男性が舞い戻ったのも、このお薬の話のせいだったのだろうか。
腎臓病のお薬は、ほぼない。
ある意味希望のお薬ではある。
しかしぶどうさんは何も知らない状態だったので、使うかどうかの返事は次回まで持ち越すことにした。
調べたところこの薬だけでなく、タイプの違う承認待ちの薬がいくつがあるらしい。
そして、承認からまだ4ヶ月ほどしか経っていないのに、服薬して状況を知らせてくださっている方がいらっしゃった。
ありがたい。
次回の通院までにいろんな方のお話を参考にさせていただき、またお医者さんとお話をしようと思う。
ここでフォシーガのことを初めて耳にされた方(もともとは糖尿病のお薬です)、スタートはぶどうさんと一緒です。
お互いお勉強しましょう。
自分の体ですもの、じっくり考えて答えを出せるようにしたい。
腎臓の機能は誰しも年をとれば衰えるもの、今の状態をなるべく保ち衰えを緩やかにするための薬があればいいなと思う。
ところで、タイトルの干しイカと干し柿。
帰宅後フォシーガを調べようと思うも、名前が出てこず。
でてくるのは効き間違いの干しイカではなく、今ぶどうさんちでプチブームの干し柿であったのはここだけの秘密である。
覚えやすいし、どっちも似てるよね?似てるよね?
誰に確認をとりたいのか、照れ隠しするぶどうであった。