こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

1月最終日、明日から2月です。

 

気持ちを新たにできるチャンスです。

 

いつからでもスタートできます。頑張りましょう。

 

楽しい1日をお過ごしください。

 

本日、練習か本番か、のお話です。

 

 

1月の第2回目のピアノのレッスン前日の夜。

 

あわただしく家事を済ませ、ピアノの練習をしようと焦っているぶどうさん。

 

焦っている理由は、ただ一つ。

 

夫がレッスンの日に在宅ワークをすることになっていたからだ。

 

在宅ワークとピアノのレッスンは、まったく関係はない。

 

けれど、夫が出社する場合と在宅の場合、1日の始まりから時間割が異なってくる。

 

通常なら通勤時間のかかる夫は朝早く出勤するため、一通り家事を済ませることができるし、短いながらもピアノの練習をしてレッスンにいける。

 

たぶん普通の人なら家事なんかせず練習をするんだろうけど、帰宅後に家事が全部残っているのはうんざりなので、どうしても済ませて出かけたい。

 

ただの怠け者である。

 

でも在宅の場合、いつものように早く起きて済ませられる家事はなく、(掃除機ダメ、洗濯ダメ、ピアノダメ)朝食をともにするので結局ギリギリまで家事をすることになり、ピアノの練習をする時間がない。

 

全く弾かずに出かけるのは怖いので、できればギリギリまでは練習したい。が、その時間がない。

 

ではどこでレッスン前の練習をするか。

 

前日の夜しかない。

 

ぶどうさんちは消音ピアノなので、音が出ない。

 

ただし打鍵音がするのであまり遅くまでは弾けないけれど、夜に練習することはできる。

 

それで、焦って後片付けをしていたら、夫がその様子をみて不思議そうに尋ねた。

 

「ピアノの練習するからあわてているの?でも、あしたは本番じゃなくて練習でしょう?」

 

練習?

 

練習?

 

レッスンの間違いじゃなくて、練習?

 

同じの字だから、いい間違いかと思い、聞き直したぶどうさん。

 

すると、「練習。でしょ(^^♪」

 

と返事が返ってきた。

 

いやいやいやいや!

 

レッスンは練習なんかじゃなくて、ぶどうさんにとっては本番なんだってば!

 

レッスンにはお金がかかっている。

 

それも自分で稼いだお金じゃなく、夫のお金である。

 

疎かにはできない。

 

それに、もともとけちんぼのぶどうさん。

 

お金がかかわると目の色が変わる。

 

なにより、人前で演奏することが大の苦手で、夫の前でさえ弾きたくない。

 

たとえお師匠さんだろうと、それは同じで、毎回ものすごく緊張するのだ。

 

それを本番といわずなんと言おう!

 

心の中でそう叫ぶも夫には伝わらず。

 

冷静を装い、「練習じゃなくてレッスンね、でも本番と一緒よ」とだけ言うにとどまった。

 

昨年からは始めたピアノのレッスン。

 

毎回極度の緊張で、都度本番と思ってきたのだけど。

 

レッスンって、練習の延長なのだろうか。

 

たしかにそう思えなくもないし、そう思えたら折角のグランドピアノでの演奏を楽しめるのかもしれない。

 

でもなあ。

 

そんな境地に至るまでにあとどれくらいかかるのだろう。

 

レッスンって、練習か本番か。

 

少なくとも50台半ば人生折り返し地点のぶどうさんには、永遠の時間は約束されていない。

 

一回一回を大事にして、同じことをなるべく繰り返さないよう時間を大切にしてレッスンを受けたいと思うぶどうであった。