こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
おうちの中は、食パンとあんぱんのいい香りがします。
食パン生地のあんぱんは、素朴なあっさり味です。
なかなかおいしいので、是非お試しください。
秋は何でもおいしいですね。
おいしく食べて、元気を出して、生き生きとお過ごしください。
本日は「選曲」のお話です。
3回目のピアノレッスンを終えたぶどうさん。
クリアしたのは、ツェルニー30番の1番だけ。それもヨレヨレで。
まことに進みがどんくさく、へたくそさにがっかりである。
そんな状態なのに、ちょっと迷っていることがあり、帰り際お師匠さんに相談した。
それは、次に何を弾くか、ということ。
レッスンメニューのスケール、練習曲、バッハ・・・は迷うこともないが、もう一曲の部分で非常に悩んでいたからだ。
今はショパンのワルツOp70-3を弾いている。
この曲を見てもらうことになった理由は、年始から独自に弾いていて、仕上げたかったから。
もうすぐ終わりそう・・というわけではないのだが、この後何を弾くかがその後の方向性を決める気がする。
それというのも、ぶどうさんには、絶対にこの曲を弾きたいんだ!これを十八番にする!という目標の曲がない。
好きな作曲家というのも、ない。
素敵な曲は素敵だ、というくらいなのである。
・・・それでなぜピアノを?といぶかしく思われた方。ええ、その指摘、合ってます。
けれど、弾いてみたい曲というのはある。
あまりにベタ過ぎるが、ショパンの革命とか、別れの曲とか、バラードとか、英雄ポロネーズ、リストの鐘とか。
遠い道のりである。
以前にピアノのレッスンを受けていた時は、しかしそんなことは言えなかった。
とある難曲を弾きたいと言ったら、鼻で笑われた。
たしかに今思えば、そのレベルでその曲を?と、命知らずな言動だったのは間違いない。
それで、以降は先生の提案する曲を中心に、好きでもない曲のレッスンを受けたのである。
そのもっと前は、とにかく手当たり次第に簡単な曲を選んで弾いていたこともあったし。
そして、それらは、全然身になっていない。
弾いたことすら忘れていたり、弾けなくなっていたり。
でももう、それではいけない気がするのだ。
現在50台半ば、100歳まで生きるにしてピアノを弾けるのは40年くらいだろう。
子供~大人になり40年なら、ものすごくレベルが上がりそうなくらいの長い年月だが、今のぶどうさんは上手な子供が弾けるレベルまでだって到達するには時間が足りない。
弾いてみたい曲を弾く前に寿命を迎えてしまいそうである。
いや、その前に老眼でますます楽譜が見えなくなるだろう。
そう思うと、もたもたしてはいられないというか、寄り道はやめて真っすぐ進んでいかないと間に合わない。(悲壮)
だからこそ、次の一曲の決め方は、今後の方向性に関わる大事なことだと思う。
今弾いているショパンのワルツ集の中の、長く難しい曲は弾いていない。
よって全部楽譜を弾ききってもいい気はする。
が、それは今ではない気がするのだ。
違うタイプの曲で、好きな曲をコツコツ仕上げたい。(まあその好きのレベルが問題なんですけどね)
貴重な時間=命を使うのだから、半歩でも前に進みたい。
愚かさゆえの回り道ばかりしたくない。
って、50台の焦りがにじみ出ているが、それくらい真剣である。
お師匠さんから、これはどうかしら~という曲をいくつか提案頂いたのであるが。
曲を知らなかったので調べたら、微妙に弾いてみたい曲ではない。
他の人が弾いているのをあまり聞いたことがない。
一方ぶどうさんの提案はまだ早いわというので却下であった。
(組み立てが難しいという理由で)
まだまだ再開のリハビリ中&レベルが低いというので、わからないでもない。
で、振出しに戻って、考え中なのだ。
次の一曲が運命の分かれ道。
その一曲を何にするか。
なんてあまり考えすぎず、気楽に受け止めればいいのだろうけれど、無駄に時間が過ぎていく虚しさや後悔を味わいたくないので、やっぱり真剣に探そうと決めたぶどうであった。