こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
今日は金曜日、明日はお休みという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お休みの前に、グダグダしてやっていなかったカーテンを洗っています。
まだ水温が高いのできれいになりそうです。
ついでにカーテンの下がっていた窓を拭きました。
年末の分を先取りです。
みなさまも、是非ボチボチ始めてみてくださいね。
きっと、師走は楽できますから!
素敵な週末をお過ごしくださいませ。
本日「新しい古い楽譜」のお話です。
第一回ピアノレッスンに向け、課題に取り組むぶどうさん。
レッスンが始まってもいないため、レッスンがどのような感じなのか、いったいお師匠さんがどんな指導をされるのか、皆目見当がつかない。
15年ほど前に受けていたレッスンでは、ハノン→ツェルニー→バッハ→曲の流れで、とにかく弾く!ダメ出しを食らう、がっくりする、・・・・たぶんそんな感じで以上であった。
前の先生に教えていただいたことは沢山あり、だけどほぼ覚えてなく、覚えているのはダメ出しばかり。
ダメだしといったら、重箱の隅をほじくってアラを探すみたいに聞こえるが、そうではなく
正真正銘ダメなところを指摘されていたのである。
で、治ったかというと、全然で、今もやっている。
ああ、先生ごめんなさい。
例えば、拍の裏打ちとか、首を振るとか、一音一音ハッキリ弾くとか。
最後のはアップライトの限界というのもあるけれど、多分性格上やってしまうのだろう。
「この弾き方ではわ・た・し・は・みたいになっているわよ!」と言われたものである。
考えれば貴重な教えであった。まだやっているけど。
今回は、ピアノを弾くのが久しぶりなのと、50台の微妙なお年頃に差し掛かってきたことがあり、ライトなレッスン内容を提案された。
ハノンはスケールのみ、ツェルニー、そして弾きたい曲で決まった。
が、話はそこで終わりではなく「で、バッハはどうする?」とまるで聞いてはいけないことのように小声で仰る。
バッハは嫌いではないが、インベンションとシンフォニアは弾きたくない。
ツェルニー30番とそれだと、過去の再来でしかない。
だからといって、過去できたことができるかというと、過去より退化している現実。
一流の人だと同じものを復習することは大変学習になることなので、二つ返事で「ハイ」というのだろうが、ぶどうさんは凡人である。
どうしようかと返事に窮していると、ふと思い出したことがあった。
手持ちの楽譜に全く使っていないバッハがあったことを。
年始にピアノを弾こうと思って本棚を改めて眺めた時のこと。
見切りをつけて捨てたものが半分はあったが、半分は未練がましく残していたのでタイトルと、中身を一通りチェックした。
パラパラとめくってみると、記憶にない楽譜があった。
なぜ楽譜を買ったのかわからない。
譜読みをした様子も、弾いた様子もない。
楽譜は買ったままのようにきれいで、ただ背表紙がちょっとだけ汚れているのみ。
時間は確実に流れていたようである。
だが、だんだんと思い出してきた。
おそらく、前の先生の勧めで買ったのだが、弾くまでに至っていなかったものだったのだ。
たぶん今後も弾くことはないだろうとそのままにしていたが、それを思い出した。
お師匠さんに、
「バッハの「フランス組曲」の楽譜を持っています。」といったところ、
「じゃあ、5番のアルマンドだけ弾いてきて。きれいな曲よ。」
となり、決定。やはりバッハを弾くことになった。
今どきはYoutubeでどんな曲かすぐに調べることができる。
そして、悲しいかな、どんなレベルの人が弾くのかも、わかる。
みなさん、小学生で弾くのね・・・。すばらしい。
50をとうに過ぎたオバサンマダムが、使う予定のなかった、ほぼ廃棄決定の新古品?の楽譜とにらめっこする日が来ようとは、想像もできなかったぶどうであった。