お掃除修行 | たをやかなるみち

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豊かに美しく生きる大人の女性へのみちのり

 

こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

昨夜はなんとか雲が晴れ、中秋の名月を観賞することができました。

 

みなさまもご覧になりましたか。

 

まだ日中は汗ばむ陽気はありますが、少しずつ変わりゆく太陽の向きが冬への助走を感じさせます。

 

明日は秋分の日です。

 

太陽の上る場所、沈む場所を観測なさってみてください。

 

本日お掃除修行のお話です。

 

 

最近お掃除に精を出すぶどうさん。

 

さぞかしお宅はきれいなことだろうと思われた方。

 

すみません。

 

家全体がきれいならいいのだが、ごっちゃごっちゃで荷物満載の納戸部屋は健在。

 

お宅ではなく汚宅なぶどうさんち。

 

それでも日々小さく片付けながら(ほんっと、ちぃぃぃぃぃぃっさくしか片づけていない)、まずはお掃除の訓練をすべく頑張っている。

 

今までは、掃除=突然掃除機をブーーーーーーンンと掛け始めて終わりという、やったつもり掃除であった。

 

それで一応ルーティンは完了するし、まあわりかし満足なのだが、心の中ではあちこち汚れやら埃やらがあるだろうなという気がしていた。

 

いや、多分絶対そう。

 

気になりつつも何から始めたらいいかわからず、というかわかっちゃいるが面倒くさくてやりたくなかった。

 

それというのも、多分天井から壁から家具から、やり始めたらきりがないのが分かっていたからだ。

 

今の家に引っ越してから2年以上、天井も壁もそのまま放置して掃除してこなかったのだから相当な覚悟と根性が必要だ。

 

そんな夏のある日、突然天井を拭こうと思い立った。

 

天井を拭いたら壁と、毎日ちょっとずつ、使い捨てのシートを使って拭いていった。

 

結構汚れていた。

 

そしてそれまで気になっていたことが、ちょっと減った。

 

肩の荷が下りるとは、このこと?!であろう。

 

それ以来天井と壁は拭いていないが、ハンディワイパーを使って棚や巾木のほこりを払ってから掃除機をかけるという習慣を身に着けた。

 

偉いぞ、自分!自画自賛。

 

本日、天井や壁用のお掃除の秘密兵器を手に入れたが、その話はまた今度!

 

新しい習慣では、掃除機前にハンディワイパーを掛ける時間が余計にかかって面倒だが、それを済ませて置けば掃除機をかける時間が短縮するので、全体にかかる時間はちょっと増えるくらいで済む。

 

また、やり残し感が減るので、気分的にとても楽だ。

 

自分にダメ出しをしないので、低い自尊心がちょっぴり高まるという効果さえある!

 

掃除はセラピーだったのだと、自分の体を動かして初めて体感した次第である。

 

さらに今日、素敵な発見があった。

 

パンディワイパーを家具や洗濯機にかけながら、ありがとうねという気持ちでかけている自分に気が付いたのである。

 

汚れやほこりを見てみぬふりをしてきた今までは、罪悪感さえあったのだが、手をかけることで感謝が湧き上がるとは。

 

たかだかハンディワイパーをさらっとかけたくらいで、大したことはしてない。

 

よーーーくみると汚れがついていたりしてお手入れ不足の、突っ込みどころ満載のエセ掃除かもしれない。

 

だから、今度はじっくり一つ一つお手入れさせていただこうという気持ちになった。

 

禅寺ではお掃除はとても大切だと聞いたことがある。

 

聞いただけで、自分では手抜き掃除しかしてこなかったぶどうさん。

 

掃除をすることで心まで掃除されていくことを実感したからには、もう元には戻れない。

 

お掃除修行を続けるのみである。

 

きれいな家できれいな心で暮らしていこうと、決心したぶどうであった。

 

 

納戸部屋は何とかせんといかんので冬前までには片づけます!宣言!!!