こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

残暑厳しい9月・・と思いきや、涼しい日が続いています。

 

まだ蝉は鳴いていますが、空は秋。

 

新しい季節を楽しみましょう。

 

良い一日をお過ごしください。

 

本日ホットプレートのお話です。

 

 

ここ数年、小さめサイズのホットプレートが人気だ。

 

家電量販店やデパートで、テーブルに乗るサイズのものが目立つ位置に置かれている。

 

昔は取り外しができなかったが、外して洗えるのは当たり前、いろんなプレートが買い足せるものもあるようだ。

 

さらに昨今のおこもり生活では大活躍なのか、ウェブ上でレシピや写真が載っている。

 

形も色もおしゃれだし、ああ、いいなあとうらやましく見ている。

 

が。

 

決して買えない事情がある。

 

我が家にもホットプレートがあるからだ。

 

ほぼ使っていない。

 

実は2台目。

 

1台目は、丸型のプレートで、取り外しが効かないやつであった。

 

後片付けが面倒だし、あまり使わないので20年前くらいにきれいなまま手放した。

 

もういらないなと思っていたが、何を思ったかその数年後、今度は長方形の、もちろん取り外せるタイプのものを買ってしまった。

 

買った理由は、焼肉をしたかったから‥というわけではなく、たこ焼きを作りたかったから。

 

我が家の場合アレルギー持ちなので、たこ焼きを食べることができない。

 

家で作れば、タコ以外のものを入れて、楽しくたこ焼きもどきを作れるんじゃないかと考えたのだ。

 

しかし、思惑は見事に外れた。

 

たこ焼きが・・・いや、たこは入ってないから、たこ焼きもどきがおいしくない。

 

こんにゃくやらちくわやら、代替品を入れて作っては見たが、おいしくない。

 

そして、楽しくない。

 

結局2度作ったきり、たこ焼きブーム終了。

 

その後このたこ焼きプレートを何かに使いたくて鈴カステラを作ってはみたが、これも不発。

 

こうして、かわいそうなホットプレートは購入時の段ボールに入ったまま10年近く、引っ越しの時には持ち回られ、出番を待ち続けたのである。

 

小型のホットプレートが家庭で重宝される時代の前の、大きくてみんながワイワイ食べるのを重視して作られた巨大ホットプレート。

 

重厚長大が重んじられた、前時代的なホットプレート。

 

段ボールに入ったまま時がたち、人気が移り変わって時代に取り残されたホットプレート!

 

そもそもたった2人しかいないのに、なんでこんなに大きいのを買ってしまったのだろう???

 

それが入った段ボールはデカかった。

 

あまりに大きいので台所に置くことはできず、押し入れやクローゼットに入れっぱなしであった。

 

それでも場所ふさぎであり、邪魔でしかない。

 

気になりつつも、捨てる踏ん切りはつかず、さりとて売ったり誰かにあげられるわけでもない。

 

きれいではあるが古いし、なんとも中途半端なのだ。

 

ところが突然事態が変わった。

 

事態が変わったというより、心境が変わった。

 

このホットプレートの段ボールを捨てよう!と思ったのである。

 

中身ではない、外のほう。

 

なぜそう思ったのかというと、段ボールが汚くなってきたからだ。

 

でも段ボールを捨てると、中身をどうにかせねばならない。

 

捨てるか、使うか。そして、使うならどこに置くか。

 

夫はもう捨てようと言ったが、けちんぼのぶどうさんは、どうせなら使って捨てたい。

 

使って、便利そうなら残してもいいし、小さいのを買う判断材料にもなると思った。

 

そんなわけで、ホットプレートを置く場所を確保するためキッチンの片付けをすることにした。

 

目的があれば片付けも進むし、ついでに掃除もできて一石二鳥である。

 

ずっと手付かずだったキッチンの片付けに着手し、生活に弾みをつけたいぶどうであった。