カート | たをやかなるみち

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こんにちは。

 

ご機嫌いかがですか。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

さて本日のお話し。

 

集合住宅に住むぶどうさん。

 

最近ご近所の方のあるものに、モヤモヤしていた。

 

それは。通路に置きっぱなしの荷物用カート。

 

通路といっても、真ん中に堂々とというわけではない。

 

隅っこの、まったく邪魔にならないところにある。

 

邪魔にならないなら、いいのかもしれないが、なんか気になる。

 

気にはなるが、顔も知らないご近所の人にわざわざ指摘して恨まれることはないと、モヤモヤしながらも放置することにした。

 

放置することにしたものの・・・やっぱりモヤモヤ。

 

ところが翌日、それは移動し、玄関前に畳んでおかれていた。

 

誰か何か言ったのか・・・・。

 

でもそのときにはもう、モヤモヤは手放しており、見てみぬふりをすることにしていた。

 

個人の問題だし、自分なら玄関前にものを置きっぱなしにするのはみっともないからやらないようにしようと決めたから。

 

通路にカートを置いているのは、そのご近所さんだけではない。

 

別のお宅もずっと前からお年寄り用のカートを通路の端にとめている。

 

玄関が狭いから家に入れられないのかしら?と思うも、お年寄り用だからと気に留めていなかった。

 

老人用だと特別視していたのだろう。

 

二つのことに関連して、ようやっと、今後起こるかもしれないことを予感したぶどうさん。

 

それは、ベビーカーの放置。

 

多分まだベビーカーを使っている人はいないが、赤ちゃんのいる家庭はベビーカーを使うことになるだろう。

 

みんな、カート。

 

対象が荷物か、老人か、赤ちゃんか。

 

でも多分、ベビーカーは置かれることはないだろう。

 

なぜなら、戸外にそんなものを置けば汚れる。

 

洗濯物を干すたびに物干し竿を拭かねばならないベランダだと、玄関前も同じことだろう。

 

かわいい赤ちゃんを汚いカートに載せられるものではないだろうから。

 

しかし。

 

ここにきて、集合住宅の通路って、どんな取り扱いかと疑問を持ったぶどうさん。

 

ウェブで検索すると、そこには、共用部分でありものを置くのは禁止。

避難に邪魔になったり、消防法に触れるかもしれないので撤去!とあるではないか。

 

改めて規約をみると、なんと、いかなる私物も置くことならんとある。

 

ああ、どうりで過去の住戸でも「傘立てを置くのも禁止」だったわけである。

 

荷物用はおろか、老人用カートもダメなのね。

 

これからの高齢化社会、集合住宅に老人2人住まいというのも増えることだろう。

 

1台どころか、2台の家もでてくるかもしれない。決して玄関には入りそうもない。

 

でも、置けないのである。置いちゃいけない。

 

死ぬまで自立して家で暮らすためには、カートくらい必要かもしれない。

 

そのカートをきちんと収納できるよう、家の中は片づけておこうと改めて心に誓うぶどうであった。