引っ越しの多いぶどうさん。
結婚前も後もずっと賃貸くらし。
賃貸では必ず町内会に強制入会だったので、町内会費を払ってきた。
毎月のところもあれば、半年、1年のところもある。
住んだ賃貸が人の出入りの多いところだったせいか、通常1年払いでも、特別に半年払いにしてくれたところもある。
だいたい月に300~500円くらいで、400円のところが多い。
年間5000円くらいだろうか。
町内会に入っているから班長の役も回ってくるわけで、その時初めて役のお手当があることを知った。
自治会長やら会計やら重要なお仕事をしている人のお手当はしらないが、班長くらいのお手当はいらないから町内会費を下げてほしいと思った。
しかし、その後、月400円でも安いほうだと知って驚いた。
実家に帰省した折、1年分の町内会費を納めてくださいと自治会の人がやってきた。
両親不在のため金額を聞くと「1万円」という。
我が家の、倍。
そして、詳細を書いた紙をみると、町内にある企業にまで自治会費を請求している。
その額「3万円」
もっと、びっくり。
企業に町内会費を請求するのは普通?
町内会といえば、市報くばりくらいなもので、あとは奉仕活動(への参加要請)くらいしかない。
ごみは、市の収集車が持っていくので、掃除当番も、輪番制。町内会費は関係ない。
田舎だからか、と思っていたが、アメトピなどで、いろんな額の町内会費があるのを知り、適正価格って何だろうと疑問がわいた。
以前北国で当番をしていたとき、町内会に入っているのは半分と聞いた。
町内会が電灯の設置や電気代を払っているなどしているのにと、町内会の人が言っていた。
今考えると、意味不明。
そして非常時にも拘わらず町内会は全然機能していなかった。
そのとき町内会って何だろうなあと思ったことがある。
町内会にも、いいところがあるのはわかる。
治安が保たれ、美化活動がなされ、町の維持に役立っていると思う。
だから全く不要とは思わないが、従来の、市報を配るだけ、奉仕の強制やらお金とるだけのわけのわからない町内会のままだと参加者はどんどんいなくなるんじゃなかろうか。
など述べてみたが、実家の町内会の実態も知らなかった自分、親の置かれた状況を知らなかった自分を、町内会費の徴収でやっと気づいた情けないぶどうであった。