ストックを見直ししているぶどうさん。

 

世の中が落ち着いてきたし、家の片付けを兼ね、ストックの数を厳正な数まで減らしているさなかでもある。

 

そんななか、気づいてみたら2月で賞味期限が切れたホットケーキミックスを発見した。

 

昨年の買い占め騒動以前に買ったものである。

 

基本的にホットケーキミックスは使わないのだが、どこのがおいしいかというブームが起こっていたので買ってみたものだ。

 

作って食べようと思っていたけれど、世の中が品不足になっているときに必要もない我が家で食べるのもな~と、訳の分からぬ遠慮からそのまま放置してしまった。

 

捨てるのはもっともったいないので、作ってみることにした。

 

ただのホットケーキにするのはなんだか味気ないので、袋の裏のホットケーキミックスレシピを試してみることにした。

 

なんでも、マフィンがあっという間にできるとか。

 

ネットでもこういったレシピは沢山あるけれど、スルーしていたぶどうさん。

 

いい機会なので、つくって楽しんでみた。

 

・・・のだが。

 

全然おいしくない。

 

マフィンというより、甘食のような味がする。

 

そう、重曹の味がするのだ。

 

慌てて原材料を見ると、重曹は入っていないが、ベーキングパウダーが入っていた。

 

ベーキングパウダーには重曹が入っているけど、焼き菓子にしたときに重曹の味!になることはない。

 

なんでかわからず。

 

マフィンは型に入れて焼くから、ホットケーキよりガスの出口が少ないからなのだろうか。

 

わからないが、まずいのでマフィンを作るのはやめたほうがいいのだけはわかった。

 

その後、今度はホットケーキを作ってみたら、重曹臭さはほぼない、普通にホットケーキの味がした。

 

どうやらホットケーキミックスは、ホットケーキを作るのに適したものらしいということを学習した。(当たり前か!)

 

これからは、ホットケーキミックスはホットケーキ専用のものと捉えることにしようと思う。

 

それにしても。

 

ホットケーキミックスってなんて便利なのだろう。

 

卵と牛乳のなかに入れるだけで準備完了。

 

お子さんのいる家庭だと重宝されるのが分かる気がした。

 

今、どこの店でも普通に、普通の値段でホットケーキミックスが手に入るようになった。

 

これが平常であり、当たり前であり、ありがたい平和なのだなと改めて感謝したぶどうであった。