本日3月10日。

 

「砂糖の日」らしい。

 

砂糖とは関係ないが、某お稽古先でこんな話題が持ち上がった。

 

「年取ったら筋肉が衰えるから、タンパク質をしっかりとらないといけないって、テレビで言ってたわ!」

 

つづいて、

 

「この頃食が細くなったから、プロテイン買ったの!」

 

その話題に皆がくいついた。

 

テレビで言ったとなると、世の方々はお墨付きとばかりに行動が早い。

 

その場にいるのは50~60超えの女性ばかり。

 

骨粗しょう症が気になるお年頃。

 

骨の衰えは骨折の危険性をはらむ。

 

骨折を避けるには、何もしないと年齢とともに数パーセントずつ減少していく筋肉をしっかりと保持することが大事。

 

けれど食が細くなったからちゃんとタンパク質が取れているか心配。

だから、筋肉を減らさないためにプロテイン。

 

・・・・わかる。いいたいことは、わかる。

 

でもね、みなさん元気いっぱい。

食事も多分ちゃんと普通にとっている。

 

必要なたんぱく質量は、体重当たりのg数。

 

まずはとれているかいないか確認したほうがいいのでは?と思ったが、その場では口をつぐんだ。

 

ぶどうさんは医者ではないので断言できないが、タンパク質とりすぎもそんなに体にいいわけではないと思う。

 

この頃は糖質はやたら制限するが、タンパク質を過大評価しすぎな気がする。

 

また糖質制限も、どうなのかと思う。

 

なんでも極端はよくないのではなかろうか。

 

そんな持論はあるけど根拠はないので、まあ笑ってその場をやり過ごすことにした。

 

ちなみにぶどうさん。

 

糖質は無制限(これはよくないね)タンパク質をとる量は控えめにしているが、体重当たりのg数はきちんととれている。

 

意外にタンパク質はいろんな食物に含まれているので、逆に排除するのが難しいくらいだ。

 

健康でしっかり食べれるなら、取り過ぎず、足りなさすぎずちょうどよいところを心掛けるのがいいのではないか。

 

もし本当に食が細くなって特定の栄養の摂取が難しくなったり、アレルギーなどで食に偏りがあるから補助的に取り入れるときにサプリやプロテインを検討してもいいのではないか。

 

そう思ったけど。

 

昭和世代は今でもテレビに絶大な信頼を寄せてるんだなあと思ったぶどうであった。