ただいま絶賛手放し中のぶどうさん。

 

使っているものは納得するまで、使ってないものはとりあえず使って気が済んだら手放すことにしている。

 

これまでちょこちょこ使ってはいたが、最近よくつかうようになった肩掛けのバッグがある。

ずっと以前、いとこのお姉さまからもらったものだ。

 

見た目小さいが、これがなかなか、いろんなものが収まる。

色も好みで気に行っていた。

 

ある日、まじまじとみたら、バッグのふちがあちこち突然色落ちしていた。

夫もそれに気づいたらしい。どうしたのかと、珍しく訊ねられた。

 

思い当たることはない。

ぶどうさん、ものの扱いはそんなに荒くない。

 

ただ一つ、気になることはあった。

最近あちこちにあるアルコール消毒だ。

 

店舗に入る前にする、あれ。

ぶどうさんも、気になる時に使えるように小さな携帯用ボトルに入れて持ち歩いている。

 

あれがいけなかったのか。

 

穴が開いたり擦り切れたわけではないので、応急処置として色落ち部分に靴墨を塗って手入れしてみた。

本革なら大丈夫かと。

 

それでもしばらくすると、やはり色落ちが目立つ。

どうしたものか。

 

よく使うようになって、しばらくして突然みすぼらしくなったということは、もしやお別れの時なのだろうか。

たしかに、中張りも傷んできている。

 

もらって10年近く経つし、それ以前に購入されたモノだろうから寿命かもしれない。

 

そのバッグは、頂いたときパッケージに入っていなかった。

おそらくいとこのお姉さまは、断捨離でぶどうさんのところに回してくれたんだろうと思う。

 

ありがたや~。

お姉さま、いいものをありがとうございます!

 

「お姉さまの代わりではありますが、たぶん、使い切ったと思います。

成仏ください」と、本日ごみの日にお別れした。

 

肩掛けバッグは、あと4つある。

バッグもちではないつもりだったが、意外や持っているものである。

 

内訳は、3年以内に自分で買ったもの2つ、30年前のもの1つと50年まえのもの1つ。

 

1つはさすがに古すぎて修理が必要で、修理が無理なら捨てる候補であるが、すべて納得して使い切って、成仏していただこう。

 

気のせいか、ちょっぴりすっきりしたクローゼットに満足するぶどうであった。