ぶどうさんちには、子供がいない。

 

過去も現在も将来も、別居離婚死別がなければ夫婦二人で生き、年老いていくことになる。

 

一番の心配事は、ボケること。

 

片方、または両方ボケたら、面倒を見てくれる人はいない。

よって、死ぬまでボケてはならないと考えている。

 

では、どうやってボケないか。

 

最近ちょっと気が付いたことがあり、そのことを夫に話してみた。

 

ところが夫は、「あなたはこうだからこれをやめないといけないのよ」と攻撃されたと勘違いしたようで、しばらくしてぶどうさんにこう言った。

 

「君は話の仕方が悪くていつも不平不満ばかりをぶつけているように聞こえて損をしている。

結論から話して、論理的に話すような訓練が必要だ。」

 

と、もっともらしいことを言われた。

 

たしかにぶどうさんは、意見を言っているのに不平不満を言っていると思われたことが何度もある。

話し方が悪いし、頭も悪いのだろう。

 

そのたびに後味の悪い気持ちになったので、言うことはわかる。

ただ、夫を攻撃したり批判したわけではないし、お互いこうしようという話なはずだったのに、なぜ?

 

大人の女性に向かって論理的に話す訓練が必要とは、男性目線の、いわゆる上から目線って奴だろうか。

 

それとも、ぶどうさんが言いたかったような、建設的意見なのだろうか。

 

すべてとは言わないが、女性というものは意見を言う時につい感情的になり、話を組み立てもせずまくしたててしまうきらいがある。

 

賢い女性はちゃんと話すんだろうけどね。

 

そして、夫が訓練の方法としてあげたのは。

 

「ブログをまた書いたら?あれは、論理的な思考の訓練になるんじゃない?」と。

 

・・・・・・ガーン

 

ブログを再開したことは、夫には内緒にしている。

そして駄文しか書かないせいか、論理的思考は一向に育っていない。

 

そういえば、以前「カリフォルニアばあさん」のブログが大好きで、よく読んでいた。

冒頭には、お嬢さんがボケ防止に始めなさいと言ったからとか・・・・

 

ブログを書いただけでボケ防止になるんだろうか?とその当時はおもっていたが、なるほどそうなのかもしれない。

 

なんにせよ、ボケなきゃいいので、ぼちぼち続けていけばいいかとがっくりするぶどうであった。