どこか拠点を。
これは子供の教育問題を抱えたサラリーマン家庭なら誰しも考えることだろう。
ぶどうさんたちには子供はいないが、将来的な自分たちの自立した人生を考えるならば、拠点があるのに越したことはない。
そして今のような根無し草だと継続した活動や趣味に支障をきたすので、50代にはどこかに落ち着いてコミュニティに参加するのが望ましいのではないかと思うようになった。
ところがその拠点をどこにするかが、非常に難しい。
サラリーマンを定年まで続けるならば、第一に会社の近く、第二に通勤に便利な場所、最悪単身赴任にして交通の便のよい場所を選ぶことになるだろう。
しかし、会社をやめ通勤の必要がなくなったなら、その土地にい続ける理由がなくなるのである。
見方をかえれば、どこに住んでもフリー。
どこへなりとも住めるようになるのはいいが、今度は自立して年を重ねていくための対策を考える必要がでてくるのである。
具体的には、極端に田舎に住むと交通が不便で車なしで生活出来ない.
それでは困るので、ある程度公共の交通機関があるところに住みたいのである。
また戸建てを持ちたいと思っているが、庭の手入れや家の手入れにかけるエネルギーが相当に必要なので高齢になれば維持が難しくなるときがくるだろう。
そのほんの前に集合住宅を選択する心積もりが必要かもしれない。
そういうわけで、ぶどうさんとしては拠点はきめるものの、生涯一箇所だけとは考えていないのである。
一箇所で済めばラッキーとしかいいようがないが、少々の場所の調整をゆるして柔軟に変えてもいいと考えている。
今のところ夫の在職中、退職後、それから30年くらい先とステージを分け、少なくともあと3回は引越し予定だというのはそういう考えからである、
どんだけ長生きするつもりやねん!という突っ込みが聞こえてきそうだが・・・(^_^;)
前述のように、今の家は全然片付いていないので引っ越すのはかなり先を希望!であるが、片付けながら第一番目の終の棲家探しを始めるつもりだ。
そのためには、まず何県に住む?!というとこからで、かなり壮大な計画になりそうだが、楽しんでさがしてみるつもりである。
予定は未定、変更するのも自由自在で気楽極まりない拠点探しではあるが、きっと縁のある場所にたどり着けることだろう。
今いるところも、決して悪いところではない。
それどころか、とてもいいところだったなあと、感謝と喜びの日々をすごしているくらいだ。
それなのにぴったりの土地が見つからない。
あきらめずにあちこちアンテナを張ったら、どこかにあるのかもしれないが。
夢物語しか語れなかったぶどうさんの家探しの旅は、今まさに始まろうとしているのであった。
おわり
・・・・・かも?(*^.^*)