おしゃべりで妄想屋のぶどうさん。
他人の話を全然聞いてない。
聞くより話をする時間が長く、大抵密かに顰蹙をかっている。
わかっちゃいるけどやめられない。
おまけに独断家。
いい話を聞いても悪い話を聞いても、ためになる話を聞いても、自分の基準で考える。
とくにすごい!と思える人の話や、今旬な、大成功している人の話に耳を傾けない。
反発さえ感じてしまう。
でも、これって損かなって思った。
他人の言うことには一理ある。
話していることに反発を感じても、何にも感じなくても、とにかく自分の目の前で繰り広げられる物事や耳で聞く話、自分の目で読んだ話になにやら意味があるのだとなんとなくわかってきた。
だからどんな感情がわこうと一応受け取って、自分の中にある答を捜してみることが大事という経験を最近した。
そうすることで、人生のヒントだったり答だったりを得られるというのがわかったのである。
つまりこういうこと。
感情としてはありがたがろうと有難くなかろうと関係なく、他人の話という形でヒントが与えられ、それをキャッチすれば人生がよりスムーズに進むようになっているということだ。
人生は孤軍奮闘、一人ぼっちで戦うものではない。
こころを開き、耳の穴をかっぽじれば、周りがそれとなくサポートしてくれているものなのだ。
そういうわけで、他人の話は、ちゃんと聞こう!
話を聞くことが屈することではないことを知ろう。
相手が高尚で自分が低俗なんて、思ってはいけない。
そうはいっても話を聞いて、それにまるまる従うべしということではない。
従うべきときもあるが、必ずそうすべきというわけではない。
他人の話の中のエッセンスや、必要なことを学んだり掴んだり、見えなくなっていたものを見つけ出そうということだ。
他人っていろんな意味で素晴らしい。
そして、自分もいろんな意味で素晴らしいと気がつこう。
素晴らしい人たちに囲まれている自分。
そして何も持っていないと思ってきたのに、実は沢山のものを持っている素晴らしい自分。
問題だと思っていたその行為が、実は素晴らしい考えに基づいた行動だってことに気がついた自分。
いろんな角度で気付きがもたらされた。
そんなこんなで、他人の話を聞くことは自分や他人の素晴らしさ、持っていたものにきっと気がつけるチャンス。
皆さんも、素晴らしいものを沢山持っている自分を是非見つけてみてください!
嬉しい発見をする事請け合いです。