つぎつぎと値上げ&便乗値上げのニュースが舞い込む今日この頃。


小麦粉や油、それ関連の食品につづき、秋には牛乳も値上げらしい。


しかし値上げは昨秋から既に始まっている。

お気づきの方もいらっしゃるだろうが、24年度産の米の値段からして上がっている。


米ばかりではない。果物やその加工品も値上がりしている。

そして野菜類もちょっとずつ。

お菓子にいたっては量を減らして値段を据え置いているくらいで、実質かなりの値上げが前から行われていた。


灯油やガソリンの値段も冬からずっと高かった。


食物や加工品の値段があがったことは燃料費の上昇に起因しているのか、便乗値上げなのかはわからないが、それに円安も加わりひっそりとでも確実にモノの値段が上がっていっている。



すごい!アベノミクス効果?!

インフレまっしぐら?!

国の借金ぽしゃりにかかった?!


なんて、ひねくれもののぶどうさんはつい穿った見方をしてしまう。


こうも値上げが続いちゃ、庶民はつらい。・・・・などと考えてはいけない。


これは、チャンスかもしれないとぶどうさんは考える。


現代の日本人は食べすぎ。とくにぶどうさんは、日々食べすぎ。

育ち盛りの子供ならいざ知らず、大人の食べすぎは体を酷使するだけの愚行である。


食べすぎをやめれば、ダイエットを意識する必要はないし、ジムに行く必要もなく、その上食べすぎが原因の病気になることはない。


買い物のし過ぎで冷蔵庫をぎゅうぎゅうにして無駄に電気代を使うことも、無駄な食材を買ってダメにすることもなくなる。


食べ物が高くなればので食物管理が真剣になるし、おいしく食べて上手に食材をまわせるようになれば、生活力のついた自分に惚れ惚れするに違いない。


よって、値上げラッシュは、食べすぎをやめるためのチャンス!生活改善のチャンス!と捉えられるのではなかろうか。


細かいことを言えば、小麦や油の原料は自給率が低い。

残留農薬や遺伝子組み換えの問題だけでなく、小麦の食べすぎや油のとりすぎが健康を害するとまでいわれているのである。

ならば、そんなに食べなくたっていいのではないだろうか。


また牛乳、乳製品も本当に体にいいかというと、それはどうだろうといわざるを得ない。

牛乳は、言わずと知れた牛の分泌物というか、血液の変化形。


それを人間が飲む。

自然の恵みととるか、他の動物の産物を横取りしていると考えるか。


蜂蜜もそういう意味では横取りだ。

ただ、ちょっと違うのは牛乳は妊娠し出産した牛のもので、本来なら一時的にしか存在し得ないものという点か。

常に一定量供給できるなんて、かなり不自然である。


最近知ったことだが、一部の人の中で牛乳は子牛のためのものであり、子牛の成長に適したように出来ているホルモンカクテルだと呼ばれているらしい。


母乳が人間の成長に適しているように、牛乳は子牛の成長に必要な物質が含まれている。

人間と比べて子牛の成長は早い。

となれば、牛乳の中にはどんな成分が入っているのか。考えただけで恐ろしくなる。


そして、子牛のためのものが人間がとっても絶対に大丈夫かどうかは、わからない。

日常的に牛乳をガブガブと飲めるようになったのは、日本人は戦後しばらくしてから、西洋人でさえ近年のことだろうからある意味まだ人体実験進行中ともいえる。


最近になって乳製品中の物資の分解(乳糖やカゼイン)が殆どの人で難しいことがわかったり、ホルモン物質が老化やがんに関係しているという説がでているが、公に語られてはいない。


そういうデータを出すと困る人がいるのか、日本では牛乳はいまだ健康飲料である。


思えば牛乳は、小麦製品や肉類とともに戦後から政府によって普及が推し進められてきた。

もともとは、アメリカの余剰生産品を押し付けられた形であり、日本的食生活や生活の破壊のためにもたらされてきたとささやかれている。


アメリカのセレブといわれる人たちは、白いパンや乳製品、砂糖などをとったりはしないらしい。

そういう人たちは、日本人が提唱したマクロビなどを学び、体への害を知りより健全なものを求めるという。

なんとも皮肉なことである。


ぶどうさんはマクロビをするつもりはないが、アメリカのセレブたちの選択は非常に興味深いゆえ、今後の自身の食への参考にするつもりだ。


以前ぶどうさんは、牛乳や乳製品は嗜好品と位置づけているとお話した。


実際いまでも牛乳や乳製品は好きだし、食べてもいる。

他所で買うくらいなら自分のところで作ったほうがいいと、料理やお菓子の材料にもしている。


けれどこの秋の値上げで、考えを改めることにした。


乳製品も嗜好品どころろではなく、実は手を出してはいけないものであり贅沢品であると認識することにしたのだ。

そして、日常的に食べるのはなるべく控えることにした。


まだ完全にやめる決心がついていないところがヘタレだが。


牛乳がダメなら豆乳で・・・・・という安易な発想はない。

豆乳は豆乳で、これまたいろいろあるそうなので豆乳乱発もするつもりはない。


豆乳のどこがダメなのかは、まだよくわからないのでここでは言及しない。


この秋からの牛乳、おそらく乳製品全般の、値上げは必至だろう。


これは、ぶどうさんにとってのチャンスととらえることにした。

牛乳や乳製品を控えるための、大チャンス。


今まで以上に、牛乳や乳製品への出費は抑えられることになるだろう。


勘違いしないでいただきたいのは、ぶどうさんはアンチをしているわけではないし、お金の節約を美徳としているわけではない。


お金は回すもの。

必要なものにはまわすし、それで経済が回りいろんな人が笑顔になるのだから、出費を悪とする生活をしようと提唱しているわけではないことをご理解いただきたい。


いろんなものが値上げされるからこそ、無駄を省くが必要なものはちゃんと買い、質の良いものを提供するひとを支えるような買い方をしようと決めたという話。


これは、生活を見直すチャンスいや、健全な人生へと進路を定め、生き方の姿勢を変えるチャンスでもあるかもしれない。


皆さんも発想の転換で、値上げラッシュをチャンスと捉えて、健康な毎日をお過ごしください。