コーヒーネタが続くぶどうさん。
そんなに言い訳しなくてもいいんだよって言葉が聞こえてきそうだが、こっちが本命本題。
インスタントコーヒーといえば、瓶入りが昔からのお決まり。
最近はポーションやボトル入り、ドリップパックなんてのもあって、これも立派にインスタントかもしれないが、ここで言うインスタントは抽出してフリーズドライなどの製法により粉状になったものを言うことにする。
粉末状インスタントものは、詰め替え用を除き瓶入りか、若しくはミルクや砂糖を加えて1回使いきりのスティック状のものが売り場に並んでいる。
スティック状のものはいろんな味があって楽しいけれど、どうもあのうそ臭いミルクの味や甘味料っぽい甘さが苦手で買うことはない。
買うならコーヒーのみのもので、瓶入り、しかも小さいサイズを買う。
瓶入りにする理由は、カップの大きさや気分によってコーヒーの量を加減したいから。
しかし、瓶入りの場合使い始めはよい香りなのにだんだんと香りが失せ、粉はなんとなく湿り、最後は色つきのコーヒー風味の湯を飲んでいる気分になる。
よってなるべく小さいサイズを買うに越したことはないが、かなり割高でもあるので悩ましい。
現在ぶどうさんちでは30g入りの小さい瓶入りコーヒーを愛用中。
小さいカップで飲むので、30gでも結構長持ちする。そして香りがなくなる頃に中身もなくなる。
30g程度であれば、アルミパックにでもして詰め替え用を売ってくれればいいのに、と常々思う。
残念ながら愛飲しているネスレ製品は、カフェインレスの詰め替え用はない。
おまけに詰め替え用がかなりの割高で(理解不能)しかもとんでもない容器で売っているので(これでエコなんだろうか?)全く利用する気はない。
ネスカフェの詰め替え用のあの容器の理由は、販売する機械に合わせたものなのだろうが、あれを使わないお客さんのことは考えていないらしい。
この辺は企業の方針なのだろうから仕方ないにしても、もう少し消費者のニーズを汲んで欲しいなあと思う。
インスタントコーヒーを売る他社の取り組みの素晴らしさを尻目に、ネスレの瓶入りを買うしかないのはなんだか情けない気がする。
そんなネスレだが、そういった技術がないのかというとそうでもない。
とある通販でインスタントコーヒーのギフトを検索していたとき、スティックコーヒーが引っかかった。
その商品は、ゴールドブレンド2gが1回で使いきれるよう個包装されたものだった。
形態はスティック状で、ちょうどコーヒーに添えるお砂糖のように、立てて収納できるようになっている。
どうも来客用や事務所用に使われているらしく、50包で1200円くらい、安いところでは1000円切るくらいで売られている。
2gが50包で合計100g、1回分20~24円くらい。
冷静に考えれば100g入り瓶よりずっと割高(安売りだと倍くらい)なのだけれど、使うたびにフレッシュで、しかも量る手間が要らないから素早くでき、在庫確認が簡単。
コスト面から個人宅ではどうかという代物だけど、事務所で受ける理由はわかる。
いや待てよ。
家族内で自分だけしか飲まない場合やたまにしか飲まないときも、瓶入りを半分くらいでだめにするより味はいいし、香りもいいはず。
最終的にコスト面でもこっちのほうがいいかもしれない。
なにより、一回一回量らなくていいのがいい。
決まったカップに決まった量コーヒーを飲む人なら、手間なしのこちらがいいと思うに違いない。(ごみは出るけど・・・)
そういうわけで、この商品の購入決定。
勿論自分用ではない。
けちなぶどうさんだったら、同じお金を出すなら高い商品または瓶入りを二つ買う(おいおい)
インスタントコーヒーのギフトを送る予定の相手は、ぶどうさんの両親。
毎朝パン食なので、飲み物はミルクコーヒー。
一昔前は豆から挽いてレギュラーコーヒーをいれていたが、ここ数年はインスタントコーヒーに蜂蜜と牛乳を入れてレンジでチンとしているようだ。
年を取り、段取りがわるくなってきているので、コーヒーを量る一手間が減ればよりスムーズに朝食の準備がすすむに違いない。
幸いゴールドブレンドを好んで買っているようなので、同じ製品だと違和感もないだろう。
(スティック状には、ほかにエクセラもあり。残念ながらカフェインレスのスティックは日本では売っていないもよう。)
使った感想はまだ聞いていないが、よかったらまた送ってみようと思う。
ただし、1箱ずつ。沢山送ると多分どこかにしまいこんで忘れるから。
この、砂糖やミルクの入っていないスティック状の使い切りインスタントコーヒーは、職場だけでなくお年を召した方にも喜ばれる品ではないかと思う。
やるな、ネスレ。
2gが出来るんだから、この調子で30gとか50gの省資源アルミパックみたいなものを作って欲しい。
瓶を捨てるのは面倒だし、無駄だし、保存に邪魔だし。
そして製品化するなら、是非とも瓶入りの値段は超えないでお願いします。